10月13日。
ふと、この記事の数が気になった。1112。
もう始めたのは3年より前になる。毎日、ではないものの一応毎日やった分の量にはなっている。
さて、僕はこの3年でなにを得られたんでしょうか。本来の目的である文章力はあがったのでしょうか。
いやー、それはなさげだでな。
。
もっと上手くなるための練習方法はなんとなくわかる。
もっと読み手のみなさんを意識して、面白い展開の書き方とか、ワードチョイス、まったく別の文体への挑戦、簡潔で分かりやすい文章の型など。やるべきことはたぶんたくさんあって、だけどそれをするほどの熱量もなし。
だらだらと続けて自分を良しとしているに過ぎないわけであります。しかしながら、この微妙な熱量だからこそ1112という数になっているわけでもあります。
いやねえ、熱量をもって1112書けてたらもっとおもしろいもんが書けるんだろうけどもねえ。怠惰なあたしにはちょっと厳しい注文だわね。
。
じゃあこの熱量で上手くなるにはどうしようか。
毎日続けるだけの熱量はあるけど、さらに一歩ストレッチはカンベン。逆に考えれば、僕は毎日続けることについてはまったく苦痛にはならないけど、ストレッチをかけることには苦手があるということか。
そうなると、それほどストレッチではない軽いストレッチにとどめる必要があるということだ。トレーニングジムではなく、おばちゃんが通うヨガみたいな。
となると、地道なところから見直すのがいいかもしれない。例えばワードチョイス。これは確かに前々から気になっているところである。
熟語の選び方にはかなり偏りがある。知らない単語を毎日一つは盛り込むとか。あるいは辞書をパラパラとめくって、指さした単語を必ず使うとか。そりゃあいいかもしれない。
そうすりゃ一年で365単語増えることになる。こういう時に欲張らないことも大事であるというのも覚えた。
まずは続けること。その上でのストレッチである。
。
ほかに何があるだろう。
文章が何からできているのか整理する必要がある。要素を見極めてそれを成長させればいいわけだからね。
ワードチョイス、文法、展開の型、ストーリー。あまり思いつかない。
となると、そもそも文章が何か、ということを勉強することが必要かもしれない。そういう本を読むのは一つだろう。
結局僕は文章を上手くなろうとしているけども、文章についてよくわかっていない。それなら上手くなるものも上手くならない。
強くなるためにもまずは己を知ることだ。そして今、知らないということを知った。
書き続けるという習慣は身についたから、それを継続しつつ成長のために知ることを始めるとよろしかろう。