ホウチガブログ

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〈1116.バイト考える仕事を〉

10月17日。

 

バイトも始めてから3カ月が経とうとしている。さすがに慣れてきたし、何回か入りたての人に教える機会もあった。
そうなってくると、いわゆるルーティンワークになってつまらない。もっと効率よくするには!?とかバイトの身分で考える人はまずいないだろう。
もちろん、バイトリーダーとかになればあるのかもしれないけど、そういう役職は用意されていない。

そういう怠慢なバイトが他にもいるのかもしれない。社員さんのほうから「頑張っている人さがしキャンペーン」をはじめる告知が入った。
めんどくさいなあと思ったけども、ちょうどいい緊張材料になる。なるほど、うまいタイミングでもってきたものだ。

 

 

そのキャンペーンは名前の通り、仕事中に参考になることをやった人を紙に書いて報告させるものである。
これに書いてもらうためにきちんとしよう!という前向きなモチベが生まれるわけではない。しかし、これをみんなが意識して仕事をしている、となるとあまりになまけた行動は慎むようになる。もちろん、名前を書かれてうれしくない人もいないだろう。
つまり、ネガティブな話をせずにネガティブな行動を是正させるなかなか賢いキャンペーンだということだ。

そしてバイト先は接客命な現場である。うまいことこういう機会を設けて引き締めることが大事だというのも知っているのだろう。

 

 

バイトしている・していた人ならわかると思う。
ルーティンワークの中で「人よりがんばっていた」ポイントを探すのはとても苦労するのだ。だれしもできることをバイトではやるわけであり、そうじゃない出来事は社員さんが大抵は対応するわけだ。そしてそんなイレギュラーは滅多に発生しない。
キャンペーンをはじめて時間が経過した時が難しいだろう。はじめのちょっと緊張感がある状態から「とりあえずあの人書いとけ、お前書いといてやるよ期」に移行する。するとキャンペーンの目的を達成するどころか、むしろマイナスなぐだぐだ感が出てくるだろう。

 

このぐだぐだが生まれないように、一週間程度の短期キャンペーンにしているようだ。なかなかその点も賢い。
これを長期で実施するならどうするだろう。競走を促す、というふうにとらえれば表彰をして給料アップだろう。バイト相手にそれをやる余裕があるかはわからないし、それなら社員の待遇を上げるほうが優先されるかもしれない。
となるとやはりバイト相手に緊張感を生ませるのは難しいかもしれない。そもそも目的はほとんどの場合、お給料なわけである。より会社を良くしようと思ってバイトをする人はいない。
最低限のマニュアル仕事を頑張ってもらうほかないか。

 

 

そうなると、やっぱり「仕事を楽しい」と思ってもらうほかないだろう。接客なら接客が楽しい、マニュアル仕事ならマニュアル通りやるのが楽しいと。接客好きが接客するならともかく、マニュアルが楽しいなんていないぞ。困った。
となると、もともとの目的をはっきりさせることが必要になった。なんのためにバイトのぐだぐだを回避するのか。
トラブル回避?それならバイトの数を減らして機械を導入すれば良し。より効率的な業務?そうなると待遇改善だろう。
そういうお金がかかる対策ができない時にどうするかだろう。

 

 

となると、現状維持しながらバイトのモチベ向上を図るしかないか。
一番成績良かった人は、めっちゃ美人な店長によしよししてもらえる!これならやる気出るでな。

これ結構核心だと思うな。美人じゃなくても、良好な人間関係のもとでギブアンドテイクが成立していることがビジネスでは大事なのかと思われる。
なるほど、こういうことはきちんとビジネス書で勉強するといいかもしれない。
本屋に行って勉強してみよう。