ホウチガブログ

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〈1138.良いコミュ障解決方法を考える日〉

11月8日。

 

今日は良い会話の日だった。

コミュニケーションが苦手な知り合いがいる。
厳密にいえば、当人が苦手であると認識しているかはわからないが、一緒に話をしていて苦手そうだなあと僕が感じている、となる。


苦手そうだというのは、「聞き手の反応を無視」「質問への解答が不適合」「相手の話に応答できない」「話が突然変わる」といった感じである。
もし、万が一にでも心当たりがあったらぜひとも気を付けていただきたい。

 

 

これは僕自身、会話が苦手だからこそ今一度意識しなおそうということである。

まず、話をするときはきちんと相手の目を見ることだ。
相手の目を見るというのは、相手を認識していることを相手に伝えることである。これだけで、相手の存在を認めているという初歩的な社会的関係が生まれる。
人によっては、相手の目を見るというのは挑発・敵対を示すこともあるだろうと考える人もいる。実際、そういうこともあるから「ガンを飛ばす」ということがある。しかし目を見ずに会話をするというのは、相手の反応を見ずに話をしているということで、「一方的なコミュニケーション」であるように感じ取られ、相手が存在意義を失っているように思う。相手のことをよっぽど嫌いでない限り、目を見るのは大事だぞ。

 

 

次に、相手の発言を理解しようと努めることだ。
相手の話を聞かない、というのは相手の言っていることがわからないことが原因であることもある。特に仕事であれば、相手の発言の中の単語一つ一つを確認することも大事だ。
確かに、会話をするうえで発言の意味を確認するのは、心地よいリズムが崩れるので回避したくもなる。とはいえ、理解せずに会話を進めるのは後々大きな障害になってしまう。後になったら確認することもできない。

会話が苦手であれば、特に確認もできない。そこで曖昧なまま会話を終了までごまかせたところで、後で障害が生じたときに「あいつは理解してくれていなかった」ということで信頼関係がなくなるだろう。会話の目的は社会関係を結ぶことが一つにあることを忘れてはいけない。
ということで、適当にごまかさずに確認する勇気である。

 

 

そして何より、相手の発言内容に興味を持つことである。
そもそも、興味は意識して持つものじゃあないというのが根本的なところだろうが、そんなこと考えてちゃしょうがない。
会話を楽しむというのは、相手をより知ることへの喜びである。相手のことについてそもそも興味がなければ会話を楽しめるはずがなかろう。相手と仲良くしたい!と思うことがスタート地点である。
そうすると、相手が何をもってこの発言をしているのか、こんなところにこの人は興味があるのか、と話を深く掘ることができる。

 

つまり、相手の発言内容に興味を持つというのは、相手と仲良くしようとすることである。
相手と仲良くするつもりが毛頭ないのであれば、そもそも会話をする必要はない。仕事の上での関係であれば、用件だけ伝えればよし。
しかし、今回の目的は会話を上手くなろうということである。であれば、相手と関係を築くことは必須であり、それはつまり相手と仲良くしようということである。

 

 

コミュニケーションを上手くなろう、というのは「相手の目を見る」「相手の発言を理解する」「相手に興味をもつ」という3点が大事である。
ここで気づくポイントとして、全て「相手がどう」ということである。
その通りである。コミュニケーションは「常に相手が主役だ」と認識することでスムーズに進行するところがある。特に仲が深まっていない時期は特にそうだ。相手の話を聞くことに限る。「自分の話を聞いてほしい」が先行してしまうと、会話ではなくスピーチになってしまう。

 

相手の存在を尊重することがコミュニケーションの初歩であることに間違いないだろう。

 

となると、僕と話をしたコミュニケーション苦手さんは僕と仲良くするのはどうでも良かったかということか。悲しいなぁ。

もっと楽しく会話してもらえるようになろう。