〈1159.良い暮らしの日〉
11月29日。
今日は良い暮らしの日だった。
引っ越してのんびりと食べる夕飯は初めてである。
しかし、ガスコンロをまだきちんと接続できていなかったりしたので、外で食べることにした。駅近くにあるチェーン店の定食屋さん。
チェーン店にしてはびっくりするくらい上手かった。まだまだ知らないモノがたくさんあるっていうのは楽しいね。
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家の徒歩圏内にはケーキ屋さんがある。なかなか有名な店らしい。いつもお客さんがだれか一人はいる。
今度はあそこでオシャレに決めるのはありだろう。
バッティングセンターもある。片手で数えられるくらいしか行ったことがないけども、とても楽しかった記憶がある。
本気の練習とはまったく違うけど、それでもきちんと打てるようになりたいもんだ。
個人経営の焼肉屋もあるし、パン屋さんもある。
近くに学校が複数あるのが大きい理由なんだろう。それと駅近くの住宅街だから、単純に人の出入りが激しいのだろう。
飲食で困ることはないから楽しみしかない。レジャー施設も事欠かないので休みの日もすぐに外に出る理由ができる。
非常に健康的でよろしい。
まだ住み始めてすぐ、というのが一番の理由だろうが、マイナスなポイントが見つからない。
住宅街だから道が狭い、その割車通りが多いというところはあるけども、マイナスになるほど減点対象ではない。
部屋の間取りもまったく文句ないし、同じ建物の人たちも柔らかい人ばかりである。
かなり良い条件のところに住まわせてもらっている。
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といっても、これまで住んだ物件もそれほどマイナスポイントがでかかったわけではない。
日当たりの悪さや交通の便が若干悪いことなどはあったにはあった。とはいえ、やはり減点対象ではなかった。
結局は住めば都ということだろうか。
住んだ町を肯定しなければ、日々生きることが辛くなったりする。自然のストレス対抗のための方法なのかもしれない。
それでもこれまで住んできた街は胸を張って良い街だと言えるし、友人が住むといえば積極的に進めるだろう。
この街もそういうポジティブな評価のまま離れることができるといいな。
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いまはわからないことばかりで、すべてが新鮮で、楽しみしかない。
数日前の他人事感はなくなり、楽しみでしかない。喜びばかりである。
段ボールが片付いて、内装が全て整うまではもう少し時間がかかるだろう。
はやく休日がきてくれないだろうか。
街を歩き回るのが楽しみで仕方ない。