ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈1171.バグを起こした人間〉

12月11日。

 

プログラミングをかじるようになって、AIなどの話に興味を持つようになった。

そのなかで、夏場にみた映画「フリーガイ」を思い出した。ネタバレがあるのでお気をつけなすって。

 

 

映画のオチに近い話になってしまうが、劇中でAIが感情を持つというのはどういうことか、という点が触れられる。

 

何を隠そう、主人公のガイはゲームの中のプログラミングによって動いているモブキャラだもの。それがとあるきっかけによって感情が生成される。

 

これが今日の話である。

高度に発達した科学による感情と我々の感情って違いはあるのかしら。

 

 

劇中でガイが感情を手に入れるとあるきっかけというのも、それすらもプログラミングで予定されていたものである。

「例えば」、一目惚れというのを事前にプログラミングされていたら。

 

「〇〇という特徴を持つ人間に出会うと、興奮する状態になる」と命令がされていたら。そして、我々のDNAレベルの話だとそういうのがあるのかもしれない。残念ながら僕はそこらへんについての知識が皆無なので深掘りができない。

 

とはいえ、人間の一目惚れも似たようなもののような気がしてきた。一目惚れするような人の特徴は、先天的なものではなく後天的な育成環境の結果、プログラミングされるものだろうけど、条件付けされていたという点では同じだろう。

 

 

これはたぶん恋愛だけの話じゃない。悲しみも喜びも、とある条件が既に我々の脳みそにプログラミングされており、それが達成された時に発動する思考回路。

それが感情だと否定できない。

 

となると、人間とは何をもって人間だといえるのか。体が有機体であること?

 

近い将来、AIが発達したロボットが感情をもったとしよう。感情があるということは、争いも発生するだろうし、主張してくることもあるだろう。

人権ならぬ、ロボット権。

人間が作り出したものだから、人間とは平等ではないと言うのか。

 

そこらへんは、ゲーム「デトロイト」が良い参考になるね。ほかにもSF映画や小説もいいだろう。

 

 

仮にロボットに恋をしてしまったらどうするのか。肉体的欲望が全てではないかもしれないが、性行動がとても重要な行動であることに違いはない。

そもそも動物は種の繁殖が大目的である。それができない恋は、それこそ動物にとっての「バグ」と言えるかもしれない。

 

かくいう私もオタクであるのでバグを起こしかけていると言ってもいいかもしれない。

 

バグを起こした人間は廃棄処分されてしまうのだろうか。ディストピア