〈1185.人のせいにしてみる〉

12月25日。

クリスマスである。
比較的暖かいということもあって散歩に出た。
昨日の今日だが岡島と会った。

横浜にある日産のショールームはすごいもんだね。
小さい頃の車好きだったことを思い出した。車でわくわくしたのはかなーり久しぶりのことだ。
レンタル式の電動キックボードみたいなやつも楽しかった。

知らないことを試してみるというのは、腰が重いもんだけどやっぱり良いもんだね。

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日産の車は大して知らないし、キックボードも見るまではまったく知らなかった。
知らないうちはなんだよと足取りが重かった。岡島が行ったら楽しいことを保証したので、そんならつまらない時はカンベンしろよということで行った。
これがまあなんとも面白いのなんの。
ちょっと先の未来の車のデザインだったり、便利になってたりと感動したよ。

もしこれに行ってなかったら、いまごろはその感動を知らないし、自分が車好きだったことも思い出さなかっただろう。
キックボードに乗らなければ、あの近未来の移動手段の面白さも知らなかったのだろう。
なにごともやってみることだというけども、やっぱり誰かの力を借りたり、人のせいにしてきっかけをもらうのは大事だ。

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なにかを始めるときに、自分だけではなかなか足が進まない。
この1100個以上の文章を書き貯めるに至ったきっかけも、岡島とだいちに責任を分散させたことがスタートだったし。

なにかを始めるときに、失敗する言い訳があると意外と良いのかもしれない。
あいつがやれといったから仕方なく始めたんだ。そういう逃げ道があるとガンガン進めることもある。
あいつもやって失敗したわけだし、まあ俺だけの損じゃあないわけだし。そういう共倒れ先があるのも気楽になる。

一番いいのは、自分の責任で始めて、自分の責任で失敗して、自分の責任で成功することだ。
とはいえ、僕にみたいにそんなに強くない人間であれば、他人任せにしてみるのも一つなのかもしれない。
岡島と行動して気づいたことである。

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クリスマスのプレゼントとしてはかなり大きい発見だった。
人のせいにしてトライするのは悪いことじゃあないぞ。

夜は夜でうまい丸焼きチキンとチョコケーキを作った。
なかなか久しぶりに最高な一日だったじゃあないか！