ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈1230.無邪気に集団行動〉

2月8日。

 

どこでもいっしょ レッツ学校」というゲームがある。
少し前に人気があった猫のキャラクタートロをはじめとして、かわいらしい犬・うさぎ・かえる・ロボットを生徒として人間のことをいろいろと教えるゲームである。

 

その中で、秋になると文化祭がある。
出し物を用意したり、屋台を用意したり、演劇を練習したりと、なかなか懐かしい雰囲気である。
時々喧嘩もするし、上手くいかなくてぎくしゃくもする。でも実際にやってみると楽しくて、まあいいかとなるような。
あれの空気感って、なかなか他にない。なにがその要因なんだろうか。

 

 

まず、ひとつの目的に対して大人数で向かうというのがあるだろう。
文化祭の出し物であれば、お化け屋敷や売り物の準備だったりと、細かい装飾や物品の確保というめんどくさい仕事をみんなで分けて当日までに完成させる。この作業分担は文化祭特有だろう。

 

そして、利益を目的としないことだろう。
文化祭では、ある程度は赤字をどうにかしようとすることもあるだろう。予算ってどうやってたんだっけな。学校からある程度支給されるんだっけな。
しかし、結局は自分たちが楽しむことが第一であり、黒字にすることが第一の目的であることはあんまりないだろう。

 

最後に、当日を迎え無事に終了すれば、何事もなかったように日常に戻る。その非日常感だろう。
一つ目の特徴は会社でもそうだし、二つ目の目的だと非営利団体でもそうだ。
しかしこの一時の楽しみであるがゆえに、非日常の高揚感があるということだ。

 

 

先日のアルバイトが、まさにこれに似たような状態だった。
アルバイトなので、厳密にはお給料が出ているけども、お客さんが来ない休みの日に出勤した。
そこで、20人くらいが集まって、それぞれに掃除をしたり、お客さん役をしながら勉強したり、時々ピリッとしたり、ネタに走ってみたり。
10年前くらいに経験した文化祭に似たような、そんなわくわく感があった。
社員さんは定期的に経験しているだろうから、なにも非日常ではないんだろうけど。

 

こういう経験って、定期的にしたいものだ。
無邪気に自分の楽しみのために大人数で集まって、やいのやいのするのは無条件で楽しい。
不思議なもんだね。

 

 

しかし社会人になれば、そんな機会はほとんどないだろう。
学生であれば、休みの日になにか企画してみたら、それに似たようなことが簡単にできた気がする。サークルとかだとそういうところがあるだろう。
しかし、仕事が平日にはあって、それの休憩としての休日二日に、いろいろ計画して準備して実行して、というのは疲れて仕方ないだろう。
長期休暇もほぼないし、疲れてしょうがないしで、やるとしても旅行くらいだ。しかも日常で大人数での分担作業をしているわけだから、非日常感はあんまりないだろう。

となると、集団行動でわくわくするのはおこちゃまということだろうか。


サークルとかなにかしらの団体に所属するとまた別なのだろうか。

わからん。