〈1283.春〉
4月2日。
さっそく休日である。
昨日の入社式のあとに発送した荷物が家に届いた。
モニターやらなんやら大きい荷物もある。
何を隠そう、務める会社もリモートワーク推進だから。研修もリモートである。
部屋の模様替えや大きい荷物の移動を終え、机の上が仕事ができるようなさっぱり空間になった。
ちょっと新生活感があってうれしい。
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大きなモニターが届いたことで、ps4がプレイできるようになった。色々繋げたり、引っ張ってきたりするのは手間がかかるけど、それもまた楽しい。
めんどくさいのが楽しいというのは、いかにも新生活である。
どんなことも真新しく、慣れないことばかり。それにわくわくできるのは、その先の未来が明るいと思っているからだ。
これまでとは別のステージに上がった感覚というのはたまらないね。
しかし同時に、ただの新卒社員とは違う意識もある。何を隠そう25歳である。同期社員の誰よりも歳をとっているわけである。当然劣っているわけにはいかない。
もちろんだれもが優秀なので、それより優れているというのは難しいだろう。しかし、遅れをとるわけにはいかない。
そもそも競争しようという精神がよろしくないのかもしれない。自分にしかできないことをやろうというのが望むべき精神かもしれない。
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入社直後に土日がくると、疲労感よりも期待感が強いので落ち着かない。
この土日をどう過ごそうかと色々考える。早く仕事をしたい。おそらく今の時期だけ考えるであろうことだ。はやく月曜日になってほしい。仕事をしてスキルを身につけて、どんどん成長していきたい。
有名な将棋士も初心忘れるべからずと言っていた。
仕事をして、成長して、結果を出したいというこの欲望を忘れないようにしよう。
春だ。