ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈1298.初心〉

4月17日。


さて。入社して二週間が経過した。
思っていた通り、ホワイト企業で一安心である。
願っていた通り、良い研修をあと数カ月受けることができる。安泰である。


それが問題なのだ。安泰すぎる。安定すぎる。
忘れるな私。安定を求めての就活、内定だったけれど、ゴールはそこではないんだぞ。
戒めを込めて、自分の話になる。



元々は小説家とか、絵本作家とか、そういう物語を書きたかったはずだ。フリーランスとして仕事をもらって、あるいは自分から作って、それを別の人が販売する形までもっていくような。
しかし、当然ながらそんな生易しい世界でないのは自明の理である。
そしたら、二足の草鞋戦法が最も有効だと判断して就活をしたわけだ。


大船に乗って、お給料をきちんともらうことで最低限の生活は保障されたい。それが将来の家庭とかを築くうえでの礎になるわけだもの。
そして大船の船員になることで、安定して勉強ができる。どうすれば大船の中で輝く人材になるのかを直接学ぶことができる。


そして大船で学びながら、隙あらばボートを作って1人で大海に漕ぎだそうというのが本来持っていた戦法である。


それが大船での新生活様式への適応と、その安定感に安心しきっている私がいるじゃあないか。
コラッ!



大船で学んでいれば、順当に成長できるし、いつかはそこそこの社員として仕事ができるだろう。そしたら給料もあがって良いこと尽くしだ。
それじゃあだめなんだ。大船の船長になることが目標ではない。自分でボートを作って、自分だけで大海に漕ぎだして、新大陸でも見つけようというのが僕の大志だろう。


そしたらやることは決まってくるだろう!業務外での学びだ。
同じことをやっていれば、同じように社員として使える人間になるだろう。それが僕のゴールじゃないぞ。
生活を安定させることが大船での第一目的で、第二目的でボートを作るための学びをすることだ。
最終目標は自分の船を作って乗り込むことだろう。今乗っている大船と、対等の交渉の場につくことが最終目標だろう。



僕の目標に、僕がファンとして熱狂してきた対象と対等の話をする場をつくることだ。
ミュージシャンOさんと一緒になにかを作り、コピーライターIさんとなにか企画し、シナリオライターNさんクリエイターTさんKさんとともにゲームをつくることだ。
みんな僕より年上である。ご年配の人もいる。つまり、いつまでものんびり足踏みしている余裕はなんだということだ。


血族にフリーランスがいる。すでにある程度のファンを抱えるくらいには頑張っている。置いて行かれるのは勘弁だぞ。