ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

MENU

〈1311.具体的な対処法〉

4月30日。


昨日の話の続きになるけれど、五月病患者にならないためには基本的な欲望をきちんと満たすことである。
飯をちゃんと食う、きちんと寝る、きちんと遊ぶ。温かくする。
それをすれば最低の鬱状態を回避することはできる。
だが、五月病ということは、理想と現実の乖離がトリガーになってたりする。
そこの穴埋めはできていない。さあどうしよう。



おすすめ1。散歩。
家の中に籠るというのはそれだけでメンタルに支障をきたす要素があると思う。
換気しなければ空気も悪くなる。屋根と壁に覆われた環境なので太陽光を浴びたり、まぶしい世界に気づかなくなる。筋肉が凝り固まって、血液の循環が悪くなっていることにも気づかない。街に溢れている小さな幸せ群も知らぬまま。
わかる。一度籠り始めると、まったく動けなくなる。外に出るのはめんどくさくて仕方ない。目的地のない歩行の意味を見いだせない。


そんなときに動き出すスイッチを作っておくといいかもしれない。
「よーしやったるかー」と言うと動くようにするとか、そういう些細なことでいいだろう。Twitterを閉じたら玄関に向かうという約束を自分にするとか。そういうルールとか約束は破ったら人としておしまいだとか。
目的地なんて設定しなくて良いと思うんだよ。ただ、気が向く方向に足を向けて見るだけで。ちょっと疲れたら家に帰るで。



おすすめ2。これは散歩しながらを強く勧める。
自己インタビューである。これは前にも書いたかもしれないが、頭がすっきりしてもやもやの原因がわかったりするのでおすすめだ。
「いまなにやっているんですか?」こういう質問からはじめてみよう。密着ドキュメンタリーみたいな感じで。
そうすると、今やっていることはなんだろうと客観視を始めるか、自分のメンタル的な世界を言語化することになる。これは言葉というフレームに行動を当てはめるような行動なので、カチッとすっきり。
そこから頭の中のインタビュアーと会話を重ねる。まったくの他人を想定して言葉にしていく。
「これまでの人生で一番大きな後悔は?」「一番うれしかった経験は?」そんな話を入れてもいいかもしれない。


勝手に自己肯定感があがってくる。いい気分になる。



おすすめ3。禁酒。
これは僕に限ったことかもしれない。人に応じてたばこかもしれないし、ぱちんこかもしれない。
普段疲れた時、苦しい時に逃げる手段を禁じてみることだ。
酒の場合だと、酩酊状態で気持ちよくなって忘れることができたとしても、それは後回しにしているに過ぎない。それを心のどこかではわかっているので、決してすっきりよっぱらうことはできない。べろべろになって、起きた時のメンタルの不調具合はむしろ悪化の一途をたどっていく。
現実逃避せずに、抱えるタスク・不安を解消することでしか晴れが来ることはない。
立ち向かう勇気を奮い立てることだ。



おすすめ4。好きな話に耽る。
恐怖に立ち向かう勇気はどこから出てくるのか。
そもそも無い自分の中から生まれることはありえない。外にある勇気をおすそ分けしてもらうことが一番だ。
なにが勇気あるのか。勇気ある人である。だれだ。それはもう自分が好きな誰かである。
例えばジャンプの主人公かもしれないし、実在するスポーツ選手かもしれない。才能の卵のドキュメンタリー番組かもしれない。
とにかく、ひとつ自分が大好きな作品を覚えてくこと。これが大事。そしてそれのための投資であればしちゃっていいだろう。中古で一万円だったとしても、それで鬱病のつらい時期を回避できると思えば安いもんだ。
それが趣味になれば健全な毎日が送れるぞ。



と色々考えては見たものの、当たり前のことばかりだ。
そういう当たり前なことに気づけなくなるのが、五月病のタイミングだろう。
五月病を発症する前に、ここらへんの準備を整えておくのが吉でしょうな。