5月13日。
ゲームに課金をしたことはあるだろうか。
同期はほとんど課金経験者である。一方で僕はほとんどない。
ただ、3度だけある。
そのいずれも、夜中に一人で遊んでいるときだ。
課金する時は勢いである。
。
夜中、風呂上がり寝る前に、ベッドでゴロゴロしているとき。
なんとなしスマホゲームで遊んでいて、ちょっとやるつもりが、がっつりのめり込む。
推しのキャラが出てきたり、強くなって効率的にクリアできるようにしたくなる。その欲望が溢れてきたとき。
そして夜というのは家の中だし暗いしで、視野が狭くなる。
課金をしてしまうのだ。
。
この感覚は日常だとない。
同じガシャでも、スーパーの前に置いてあるようなやつは、相当の推しなキャラクターがない限りはやらないし、200円でハズレというハズレのキャラもないという厳しいハードルを感じる。
同じように、例えば3000円を何かに使うとして、ご飯で3000円ならなかなか良いものを食える。本なら専門書が買えるかも。というなかなか気軽に出すものではない。
それが、ゲームという日常に一切影響を及ぼさない架空のものに対して、3000-1万円というなかなかの高額帯をポンと出してしまう。
そういう脳汁ドバドバモードでよろしくやるのがスマホゲームの課金である。
。
ゲームセンターとかも近いかもしれない。
ただ、あれもガチャポンとかと一緒で、一回100円から200円くらいだからやるようなもんだ。一気に5000円とか使わないだろう。
そういう感覚の麻痺を、時間問わず遊べて、しかも気持ち良くさせた上で狙えるからスマホの課金ゲームというのはなかなかに罪深いものでえる。
最初に考えたやつはまったくもって小賢しいやつだ!
。
しかし、お目当てのキャラがそんなに出ないのもゲームである。
いわゆる天丼という、上限がある上でのガシャだとしても、その上限になかなか辿り着かない。
結局辿り着かずに課金したことを懺悔するかもしれないが、でもやっぱり後悔しないのだ。
ガシャで出てきた時の喜びがすごいということを知ってしまっているから。
パチンコとかに近いんだろうなぁ。