ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈1353.生きるギャルブル〉

6月11日。


知人のツテを使って、保険の話を聞いてきた。
そういう契約に迫られずに勉強する場があるというのは非常にありがたい。
なんとなくやったほうがいいかもしれないけど、よくわからないものをどうにかするには結局友達というのが助けてくれるのかもしれないわね。



結局1時間から2時間くらいシミュレーションしたりなんだりして色んな疑問に答えてくれた。
現状健康に何一つ(議論の余地あり)不安がないのでいまいち実感がわかなかったというのが結論になるのだが、理性的には入っておいたほうがよさそうだ。
万が一、というのは実際に身に降りかかってくると割り切れるものではあるわけない。


なにかの事件に巻き込まれてしまって体が動かなくなったり、病気で寝たきりになった時の経済的補助を受け取るための契約が保険である。
なので、万が一が起きない幸せな生活であれば、毎月掛けた金額は基本的には消えていく。互助講の会社版だということだ。
ただ、互助講と違うのは、コミュニティとか人間関係をはぐくむ場ではないので、万が一の時の助け以外のメリットは基本的にはない。


つまり、人生と大金をかけたギャンブルだといえよう。



脳みそが使えるうちは、体がつかえなくなっても仕事をしたい。
仕事ができれば収入が減ることはない。だから大丈夫。そう考えた。


ただ、例えば腕を失ったときに、義腕をつくるのにはいくらかかるのだろうか。義足は。仕事を効率良く進めるための車いすとかなにかのサポートアプリ・マシーンは。
そう考えると、いくら仕事で収入は得られるとしても、初期投資がえげつなくかかるだろう。
そう考えると、保険で助けてもらうというのは考えておいたほうがよさそうだ。


万が一死んだとき、子供を残して逝くことになったら、せめて遺産とか残して楽させてあげたい。
そういう時も結局保険だろう。


つまり、ギャンブルといいつつ、予防線を張るということだ。
月の収入の何割かで、万が一の時の助けをもらうという一種の慈善事業だと認識してもいいかもしれない。



しかし、いかんせん俺が体を壊すビジョンが見えない。
父母もまもなく還暦だが入院したこともない。祖父母は70くらいの早死にだが、それでも70までは生きている。
20代の俺が保険に入って、例えば毎月1万円を20年契約すれば、12万×20年=240万円である。
それをどぶに捨てる可能性が十分にあるという点も鑑みて決定しなくちゃならない。
それまでに月の収入が240万とかになってくれれば全然良いんだけどね。


ちょっと難しい計算ですね。