ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈1369.プール〉

6月27日。


先日区民プールに行った。
高校では水泳の授業がなく、大学に入ってからもプールには一度もいったことはなかった。海には数回行ったから、まったく泳いでなかったわけではないが、実に10年ぶりくらいの真面目な水泳である。
まったく泳げないわけではないが、ガチで泳ぐ人がいたらと思うと気が引ける。そう思って渋っていた。
しかし運動不足で腹に脂肪が増えつつあるので、さすがに運動が必要である。ということで、激安で時間も2時間は泳いでよしということで行くことにした。



行ったのが休日だったのもあるだろう。
入るために30分くらい列に並んだ。これももう驚きである。
そしてまあこれは想像通りだが、並んでいるほとんどが親子か小学生である。
同年代はひとりもいない。20代30代がいない。まあ区民プールなんてそうだよな。


そしてようやく泳ぎ始めようとプールサイドに着くとびっくり。
こどもばかりなので、泳ぐレーンはまったくいない。自由に遊べるエリアが密であるだけで、非常に快適なスイミングタイムであった。
これはまた来ることになるだろう。



そして泳いでみるとどうだろう。
クロールを25m泳いだだけで肺がもうやばい。3回腕で水を掻き、4回目で呼吸をするリズムだと小学生の時の水泳教室で習った。そんな耐えられないよ。2回目で呼吸をするしかない。それでも結構限界である。


そんなだと耐えられないので、ひたすらのんびり平泳ぎである。平泳ぎならそんなにきつくない。
と思っていたのだが、後ろからの圧がすごいのだ。
考えてもみてほしい。休日の区民プールにくるおっさん。パチンコとか他の運動ではなく、泳ぐことを楽しみにしているおっさん。
永遠にクロールを同じスピードでぐるぐるやっているのだ。


もちろん初級・中級向けレーンなのでザバザバスピードをあげるわけではないが、同じスピードのクロールがぐるぐるやっているところで平泳ぎをする勇気。
定期的に道を譲るのだが、それでも平泳ぎが遅すぎたら邪魔であろう。
ということで、どんどん焦って掻きまくってしまう。平泳ぎが得意な人を想像したらわかるが、あんなもんいっぱい漕げばスピードが出る泳法ではない。ちょくちょく伸びる時間が必要なのだ。
だからどんどん足掻けば足掻くほど遅くなる。
なんとも負のループである。



とまあ、クロールと平泳ぎで結局30分くらい泳いでいたらへとへとである。
でもまあ、暑い中、水の中を泳ぐのはそれはそれは気持ちのいい体験だった。
なにより、運動というのは気持ちがいいもんだ。
自己肯定感がさがったら泳ぎにいこう。1回200円くらいで気軽に行けるのもいい。