ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈1380.事件のこと〉

7月8日。

 

とんでもない事件が起きてしまった。
銃社会ではないからこそ、その衝撃が大きい。政治家を暴力によって無力化するというのが、令和の日本で起きてしまうとは思いもしなかった。
しかし、目的が政治的思想ではなく、宗教的問題も絡んでくるというのだから非常に複雑な問題になってしまった。


総理としての手腕は僕は判断できないけども、それでも長期にわたって仕事をしてくれた事実は変わりない。
非常に残念である。テレビの向こうの存在でしかないのに、想像よりも自分の精神に影響を与えていることに驚きがある。それくらい、どこかで近しさを感じていたのかもしれない。



こういう犯罪が起きた時に、個人に原因を求めるか、社会のせいだとするのか。あるいは育った環境に原因を求めるのか。
犯罪を起こした人間の精神状態は想像できないので、安直に原因は○○にある!というのは危険であろう。その○○がエンタメになったり、趣味・趣向になったりすると、差別が横行する一助になってしまう。
ぶっちゃけ原因なんて明確には求められるわけない。そんなに人間薄っぺらじゃないもの。
じゃあ再犯防止のためになにをしたらいいのか、と言われても困ってしまう。犯罪をするという選択肢をなくすためにも幸せになることであろう。そのための政治である。
お金、仕事、生活などなど、個人的な問題であろう人間関係までは解決できないけれど、そこにも関係してくる根本的な生活部分に深く関わってくるのが政治であろう。
自分が幸せになるためにも、まずはその一票を投じるべきだ。



暴力に訴えて意見を表明するのは、最大の蛮行である。
そこにどんな背景があろうと、許されることではない。
問題があれば、それを言論で解決へ導くことである。それが戦後の世界である。


今年に入って、それが達成しえない現実が現れて、精神的に不安定になるかもしれない。
個人の生活が大衆の話題で揺らぐのはばかばかしい。疲れてきたら距離を置くことだ。
自分が第一でよい。社会に、人に、迷惑をかけなければ。