10月24日。
前回の投稿で、歯車がまわりそうでまわらない話を書いた。
それは今も続いていて、より一層ギリギリいっている気がする。
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コピーライター講座に通っていて、自分の中でようやく腹落ちしたのは、コピーライターも一種のコンサルと捉える考え方を知ったこと。
コンサルというのは、業績に悩んでたりする会社に改善提案するような仕事、というざっくりした認識どまりなんだけどもね。
コピーというのは基本広告で、広告というのは売上が目的のゲスい行いのように感じていた。
スマホに映る広告を見ているとどうしてもそうなってしまう。
本来の広告というのはそういうのとはまた別の営みであるようだ。
例えばサプリを売るときの広告を考えるとき、本気でそのサプリが必要なものと考えるのがコピーライティングの始まりっぽい。
サプリを飲むことで得られる効果、飲まないことで被る害などを洗い出して、そのうえで一番消費者の心に響くのを考える。
もちろん結果として商品が売れれば会社が潤って、自分の財布も暖かくなるのだろう。
ただ、手段と目的と結果の関係であって、広告という手段を取り、日本社会をより良くするという目的のもとで、結果的に商品を売るということだ。
まあ迂遠ではあるけれど、今の時代でできる社会貢献ってこういうことなのかもな、と考えたりもする。
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ようやくもやもやしていた「コピーライター」像がはっきりして、あとなんかもう少しでまわりそう。
そんな時に、ゲームクリエイター兼大物Youtuberの桜井さんが最後の動画をあげたわけだ。
私はゲーム会社で働いているわけなので話題になりっぱなし。
業界としてもなにか大きなうねりが発生しているような感覚がある。
良くも悪くも、身近で強い強烈な情報が多い。
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そして半年くらい通っていた「シナリオライター講座」が一区切りした。
これからは本格的にプロになるための修行期間になる。
飯を食っていけるようになることを当然目指すわけだけども。
そこもまた別の世界の入口が待っている。
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今、目の前に色んな未来があるように見える。
どれも魅力的で、そしてこの上なく厳しい道になるのだろう。
いま一番欲しいのは時間、と自分が言うようになるとは思ってなかった。
仕事をするってこういうことなんだね。
歯車を回すためにもうしばらくがんばるよ。