そこから抜け出せこのばかちんがぁ

こんにちは。だいちです。

えー今日はタイトルから全面的に喧嘩をやっていくスタイルということで。

お気に召した方はごめんなさい。そうでない方はいらっしゃいホウチガブログへ。

「このばかちんがぁ！」

なんて武田鉄矢ばりの罵倒はこれまで生きてきてされたこともないんですけども。

今日は大事にしている言葉についてお話しようかと思いマス。

"Step Out of Your Comfort Zone"

という言葉でござる。

これは大学２年の時にお世話になっている教授から言われた言葉でして。

もう僕の母と同じくらいの年齢の女性の教授なのですが

「私がとても大切にしている言葉なの」

なーんて鼻水垂らしているようなおつむが弱い僕らゼミ生に対して目をキラキラさせながらこの言葉を授けてくれたんです。

後に教授の半生を知るわけですが、この言葉通りに歩んでいらっしゃる方でした。

国際連合食料計画（WFP）に務めた後、訳あって辞職。ベルギーの大学院で博士号を取得した後、スコットランドの大学で教鞭をとり、日本に戻りうちの大学へ。その後、自身の研究のため別の大学へ。

これだけ豪快に生きてきた教授ですのでこの言葉に彼女の生き方が詰まっているようなようにだんだん感じてしまって。さらっと言った割にはどこか胸に響くんですねぇ。普段こういうこと言わない先生でしたので。

「快適な場所から抜け出せ」って意外と難しいんです。やっぱり安全で保守的な生活に知らず知らず慣らされていますから本能的にステイしたくなるんです。

だけど自分のために時々は「このばかちんがぁ！」とお尻に鞭を叩いてやる必要があるんじゃあないかと思います。

実は恥ずかしいことなのですが僕はジェットコースターに最近まで乗れなかったんです。

すげー恐くない？

なにが楽しくて乗ってるんだよ！何がスリルだよバカやろぅ！(激怒

と思ってました。

だが、”乗らない”という安牌な選択肢の延長線上に僕の成長はない！

なんて勝手に自分を鼓舞して乗ることを決断しました。遊園地に来てなんでこんな真剣なこと考えてるんだろうね。

でも並んでるときがこえーんだ。あの列になって待ってて、横目にジェットコースターが走ってる時が一番こええ。

そんな時にこの言葉がふいによぎります。

「快適な場所から抜け出せ！だいち！」

・・・アンゼンバーヲサゲテクダサイ。プルルルルルルルル！（発車する音）

我無事生還ッッッ！

乗ってみたらそんな怖くないじゃん（鼻ホジー

バカみたいなことを考えながらジェットコースターに乗ったわけですが、なんだかこの言葉に助けられたような。これからもこの言葉に助けられそうな気がします。

先生ありがとう。おいらこの言葉大事にするよ。

この言葉が安っぽく聞こえてしまわないようにこれから自分の歩む人生でそれとなく示してみようと思うよ。

そしたらまた次の人に授けようかな。