ども、おつかれーらいす!
だいちです
たま~にやる映画紹介の企画を今日も気の向くままにやっていきますぅ
普段のゆるい記事とはテイストが異なるけども、映画の魅力にハマってくれる人が1人でも増えることを切に願いながら紹介していく☆
今日紹介する映画は、以下のような人たちがターゲットになっております
- 就活や資格勉強などで将来のことを考えすぎて頭が禿げてきた人
- 元気づけられたい、腹の底から笑いたい人
- エンドロールまで飽きない映画を探している人
どうぞ、いますぐ近くのTSUTAYAに行って「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を借りてきてちょうだい!観終わる頃にはよくわからないアドレナリンがドバドバよ!でも、ちょっとその前にあらすじだけでも見てってね
※ややネタバレあり
あらすじ ~ある男のヤバすぎる人生~
俺の名前はジョーダン・ベルフォート
小さなアパートで会計士夫婦の中流家庭に育った
26の時自分の証券会社で49億円稼いだが
週に1億稼ぐという俺の目標に3週分足りてなかった!!
クソほどムカつくぜ!
(映画 ウルフ・オブ・ウォールストリート冒頭より抜粋)
そう、この映画を一言で言えば
カネもコネもない男がバカほど金を稼いで人間として堕落していく本当にあった物語
なのである。 酒、女、ドラッグのあらゆる非行に手を染めながらね☆
じゃあ、どうやって彼は金持ちになることができたのか?
まだ、金持ちとは程遠い若き主人公ジョーダン・ベルフォート
ある日、彼は大きな野望を持ってウォール街に一人立っていた
「よし!おいらはこの証券会社に働いて金持ちになるんだ!」
そうして1899年創業のLFロスチャイルド証券会社に囲われたジョーダンはトレーダーとして成功し、大金持ちになったのだ!ちゃんちゃん!
・・・そんなわけない。彼はこの後どん底まで落ちたのである
1987年10月19日
この日はジョーダンにとってブローカーとしての初日でもあり、後にブラックマンデーと呼ばれた日でもあった。そして、ロスチャイルド証券が潰れた日でもあった!
おめでとう!ジョーダン!職を失ったね☆
だが、ジョーダンはここからが凄い
ロスチャイルド証券では取り扱わなかったペニー株(通称クズ株)と呼ばれる本当にクズみたいな株(例えば、自宅のガレージでレーダー探知機を作っているという胡散臭すぎるおじさんが持つ株とか)こいつに目を付ける
このクズ株の仲介手数料は売却株のなんと50%!!
つまり2000万円分のペニー株を売り切れば1000万円はジョーダンの内ポケットに
ジョーダンは電話セールスと巧みな話術で売りに!売りに!売りまくる!
ここからジョーダン・ベルフォートは自身の会社を設立し、快進撃を始める・・・
ジョーダン・ベルフォートという男の魅力
この映画の主人公ジョーダン・ベルフォート(レオナルドディカプリオ)は金持ちになればなるほど酒と女とドラッグに溺れるサイテー野郎なのだが、口だけで相手を巧みに操る能力に関しては超天才なのである。この能力だけでのし上がってきた彼はやはり天性の才能に恵まれていたとしかいいようがない。
そして彼は間違いなくぶっ飛んでいる。彼の仲間も同じくぶっ飛んでいるから、会社の中で乱〇パーティをやり始めたときは腹を抱えて笑った。あ、言い忘れていけどこの映画は18禁なので親とは絶対に観ないでね!
ジョーダン・ベルフォートの大胆でクレイジーな発想はビジネスにおいて重要な要素なのかもしれない。そして彼は群雄割拠の資本主義の中で勝ち上がっていくためにそれらが重要な要素であることを直感で分かっていたような気がするのだ。
最後はやりすぎちゃってちゃんとお咎め食らうんだけどね。。。
バカすぎる武勇伝の数々
さて、そんなぶっ飛んでいるジョーダン・ベルフォートにはバカすぎる武勇伝が数多く存在する。箇条書きで見ていこう
- 接近してきたFBIを買収しようとする
- 週の終わりに行われる恒例の乱〇パーティ
- 可愛がっていた同僚の金魚を生きたまま食べる
- 脱税を恐れて大金を密輸しようとする
- 敷地にオレンジジュースをグラスごと投げ捨てる??
・・・ぶっ飛んでいるでしょ?まだまだ武勇伝というかおバカなエピソードはざらにあるから観て欲しい
こんなんばっか。。。
憎めないパートナー ドニー・アゾフ
なんといってもこの映画をさらに面白くさせているのはジョーダン・ベルフォートの相棒 ドニー・アゾフだ。そう、金魚を食っているメガネの小太りくん。
この映画でジョーダンの次にぶっ飛んでいる。ペニー株でジョーダンが儲かっていることを知ったドニーはすぐに仕事を辞め、ジョーダンの下で働かせてくれと直談判。あのジョーダンが「あ、こいつやばい奴だわ」と言ったんだからやっぱぶっ飛んでいる。
最後の最後までジョーダンとバカやっていたが、頭のキレさはジョーダンには勝てない。憎めないいい奴でもある。
美しすぎる妻 ナオミ
ジョーダンが主催するパーティで一目惚れした美女ナオミ。この時ジョーダンには妻がいたが、ナオミとの浮気がド派手にばれて離婚しナオミと再婚することになる。この映画の中では一番の常識人でもある。そして、美しすぎる・・・
だけどこんなことする人が常識人なのかと言われると言葉に詰まっちゃうよな。
最後に ~こんな大人もいるんだなぁ~
この映画の主人公を演じたレオナルド・ディカプリオは映画の公開挨拶でたった一言こんなメッセージを残している。
「こんな大人になるな。」
観終わったら間違いなく思う。「やべぇ、この映画・・・」
平家物語の冒頭「諸行無常の響きあり」はまさしくこの映画の後半にかけて力強いメッセージになっている。最後には彼が手に入れ、手の中にも収まらなかった富や家族や信頼はもれなくサヨナラバイバイ☆
どんな形でバイバイすることになったのかは映画を観て要確認
だが、彼のハングリーさとぶっ飛んだ思考力はすごい。
彼は一度、職を失い、どん底から這い上がってきた。
どん底にいると思っているキミ。
そこは底ではなく、まったく思ってもみなかったような新しいチャンスが両手を広げて待っているかもしれないぞ
ぜひ、この映画を観て笑い転げながら教訓とする一本にしてほしい