ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈429.続・喜びの日〉

12月1日。

 

昨日の飲み屋さん。結局待ち人は現れず、ビールとスプライトだけ飲んで帰ることになった。しかし、これで引き下がるわけにもいかない。ようやくできたわずかな望みだ。これが途絶えたらまた一からの出発になる。こっちも必死なのだ。

今日もまた飲み屋に行った。やや不安を抱えて。

 

 

19時に到着し、インタビューすることを反復する。まず何気なくあいさつして、そのあと…。何度反復しても不安が残る。いかにもインタビューな様相を呈していたら相手も固くなる。はたしてこの質問はいますべきだろうか。それとも後に回した方がいいだろうか。

いや、そもそも今日、きてくれるだろうか。

頭の中はぐるぐる、ビールが入りほろ酔い。そして気づけば21時。

 

また明日出直すか…。いや、念のため電話してみようかしら…。

 

"…ああ、オスマン!いまバーにいるのか!じゃあいまからいくわ!"

おお!神よ!味方してくれるか!

 

しかし来ない。長い長い1時間。時計は22時を知らせる。まあ日本人くらいだよな。時間に厳しいのは。あと5分待って来なかったら出直そう…。

「ヘイ、オスマン!元気か!」

おお!神よ…!

 

 

そうして30分だが、ちゃんと話をすることができた。そしてこの待ち人がとんでもなく欲しい人材であった。

寿司を食べたくて、とりあえずかっぱ寿司に行ったら、その日だけ代理店長がミシュランに載ってる人だった。

そんな感じ。

 

いや!まじか!うそだろおい!そこまでじゃなかったんだけども!

 

これはとんでもないツテを得てしまったぞ。

 

 

家への帰り道。歩いて40分ほど。あたりは真っ暗。防犯的にはあんまり良くはないけど、タクシーで帰る気にはなれないさ!

歌いたくなることなんてほんとにあるんだな!

こんなに嬉しいことがあっていいものか!

 

夜の雄叫びは誰にも聞かれてないはずさ!