ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈1221.芋〉

1月30日。

 

休みの日ということで、ちょっと車で遠出した。
茨城に初侵入である。茨城といえば水戸納豆だけども、水戸はさすがに遠すぎる。
東京→千葉からサクッといける牛久と行方市に行ってきた。
牛久と聞けば大仏だろう。じゃあ行方(なめがた)ってなんだ。ファーマーズヴィレッジという知る人ぞ知るところである。

 

 

行方ファーマーズヴィレッジというのは、なめがたしろはとファームという会社が運営する「体験型農業テーマパーク」とのこと。なめがたしろはとファームというのがどういう会社なのかというと、芋のお菓子らぽっぽをつくっている白ハト食品工業が経営母体なんだそうな。
つまり、芋だけではなんだけども、そのファーマーズヴィレッジでは芋の加工工場を見学できたり、実際に芋ほりとかなんだかんだ色々できるらしい。
なかなか不思議なところである。

せっかくなので加工工場を見学することにした。
チケットを買ったら、試食ということで大学芋とかスイートポテトとか焼き芋とか、とにかくたくさん芋食品をもらった。もう変なところである。
実際の見学はなかなかおもしろかった。工場見学の前の展示では、芋に関連する偉人の紹介や芋の歴史、芋の成分とその効果など、とにかく芋尽くしである。工場も色んな機械を上から眺めることができておもしろい。平日は稼働しているとのことで、実際に動いている姿がみれなかったのは残念だが仕方あるまい。

秋とかにいけば実際に芋ほりできるらしい。時期も時期ということもあってあんまり栄えてなかったけども、それでもかなりの情報量で面白かった。
芋のファンになりましたね。

 

 

芋を食べて出る屁は臭くないんだと。
確かにイモ食って屁こくイメージはある。ゾロリなんかだと山ほどイモ食って屁をこいて地球の軌道をずらすような作戦も会った記憶がある。
なんで芋食うと屁が出るんだろう。答えが展示されてあったかもしれないけど、流して見てしまったのでわからない。
ただ、叩くと屁の音が出る、ケツの部分だけのマネキンが大量にあったのは覚えている。
食物繊維が多いとか、そういう理由なんだろうけども。
そんでそういうイメージが定着するくらい、生活に密なものだったんだろうけども。戦争中とかは特に芋が主食なところもあっただろうし。

しかしながら、歴史の奥深さというのは面白いね。
ただの食品一つだけども、関わってきた人間はたくさんいるわけだし、今に伝わるまでの経緯にも複雑な歴史がある。
ただの展示をさっと見てきただけな人間だけども、芋の偉大さに感動している。
もっと芋をたくさん食べようと思いました。

 

 

そんな気持ちにさせるんだから、企業としては狙い通りの客だろう、
芋の魅力を知ってもらったら、消費量も増えるし、当然会社の利益にもなるし、それを生産している行方市に貢献できるし、企業の好感度もアップである。
次見かけたら、らぽっぽを買うだろう。芋は偉大である。