こんにちは。だいちです。
昨日、京都の東福寺近くにある勝林寺という禅宗のお寺に行きまして
なんでも東福寺から見て鬼門に位置するらしくあそこ一体のお寺を守っているすんげーお寺なのです
禅宗といえばそうあれ、座禅
正座をしながら瞑想をし、少しでも動こうものなら後ろからお坊さんから木の棒で叩かれる。キェェェェェイイイ!ってね。
そういうイメージでビクつきながら座禅を体験することにしたのですが、想像したものとはちょいとちがうのでした
まず正座じゃなくてあぐらだし、少し動いてもお坊さんから勝手に叩かれることはない
禅宗の中でもスタイルが違うらしく、今回のは自己申告制のスタイル
僕らが瞑想中、お坊さんはゆっくり巡回し、雑念が入ったと思ったら僕が静かに合掌をする
するとお坊さんが間も無くやってきて竹刀くらいの長さで薄い木の板で両肩をエイエイッと2回ずつ叩かれる
ちなみに僕は30分の瞑想の中で1回合掌。エイエイッと叩かれちゃいました。結構イタイのよ
まあ、こんな説明を瞑想に入る前にされたのですが、だったら集中しつづければ別に叩かれなくてすむじゃんとその時思いました。
だけどね、瞑想ってすごいむつかしいんだわ
ちょっといまから教えるからみんなもやってみてくださいな
1.まず右足が上にくるようにあぐらをかく🧘♀️
2.手の形は右手を下、左手を上にして丸を作る。よく見る瞑想のポーズ
(書いてて気づいたけど僕はたぶん逆にしてました。やべえやべえ)
3.目は完全に閉じずに、薄ーく開けておく
4.ひとーつ。ふたーつ。と続けて10まで数えそれをまた繰り返す。この時のポイントは、息を吸ったらひとぉぉぉつぅぅと心の中で言いながら息を吐ききる。息は細く長く吐く。だいたい一呼吸15秒
5.15分間は雑念を完全に取り除き、呼吸と数を数えることだけに集中する
実際にあぐらと手を組んでひとつから数え始めたらあれ?意外と簡単じゃね?と思うかもしれませんが、おそらくほとんどの人が10まで数えきれないと思います
数えているうちにいろんなことを妄想してしまいます。
今日のご飯なんだろな?とかお坊さん袈裟が薄いけど寒くないのかな?とか
だけどだんだん慣れてきて瞑想していると感覚が鋭くなるのを感じます。
瞑想終わりにお坊さんが庭に映えた紅葉を見ながらぼくたち語りかけました
「みなさん。あの紅葉をご覧になってどう思われるでしょうか。きたない、気持ち悪いだとか思われる方はきっといないでしょう。おそらくここにいる多くの方が綺麗、そして美しいと思われるでしょう。禅宗の教えではこのような心にスッと湧いてくる感情を大切にし、その感情のままに従うことを尊いこととしているのです。日常でも心の声に素直に従ってください。」
長くなりましたが、ぜひこれを見てるみなさんも一度は座禅を体験してみてください。
自分を見つめなおすいい機会になるかもしれません。
それでは、また明日