クリスマス もんじゃ編

ぶっちゃけクリスマスなんて他の日と同じだろうとぼかぁ思うんです。だから特別なんて一切思ってねぇかんな！

クリスマスねぇ。3年前は男友達とお高いお店で憂さ晴らし、2年前は引っ越しのアルバイト、去年はベトナムで友人が恋人とイチャイチャしてるのを横目で睨みつけながら腹痛で倒れる。中高になったらハッピークリスマスゥ☆なんて邪魔でしかない。イガグリ坊主は冷えた手に息を吹きかけながらテニスコートに向かっていったのです。大した思い出なんて俺にはねぇよ…。

小さい頃はいろんなものをサンタさんにもらったなあ。トミカが好きだったから、そのでっない駐車場セットみたいなのをもらったり、ゲームカセットとかもらったりワクワクしてた。具体的には思い出せないけど。

親からよく聞かされる話があります。姉はそんなに感情を表に出さず、プレゼントが枕元にあっても小さな声で"おお"っていう程度の喜びようだったそう。それに比べて僕の喜びようは異常で、

"おねしゃん！おねしゃん！しゃんたしゃーん！やったー！やったー！"

なんてリズムを取りながら部屋を駆け回り姉に喜びをぶつけていたそうです。

昔はカワイカッタナァ。

そんな無邪気な子供が今年もどこかにいると思って、僕はバイト先に向かう年になりそうです。