ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈249.主語の話〉

私は主語を使い分けようとしている。

特になにも考えてなければ僕、正式な場では私、感情的になったら俺。というふうに使いたいと思っているが、実際わからない。"俺"が多い気がする。

 

使い分けようと思ったのは、一つは松岡修造さん。彼は基本的に語る場面では僕、叱咤激励の場面では俺を使っているように思う。すると、自分のテンションのアゲサゲが簡単にできるし、相手にも思いを伝えやすくなると思うのだ。

 

もう一つは父親。父親の主語は、私が小さい頃は"パパ"であった。いまでもその名残を出す時もあるが、私とか俺とかを使っている。基本的に私を使っている。あんまり感情的なおじさんではないのだ。しかし、私に対して指導をする時に俺が出てくる。

 

ベトナム語だったかな。話し相手によって主語が変わるとかそういう法則があったような、ないような。逆だったかな、二人称が変わるんだっけな。とりあえず、相手との関係性によって私やらあなたやらが変化する文化を持つ言語があったと思う。それくらい主語というのは人間社会における立ち位置を示すことができるのだ。

 

今後、私の主語は、俺・私・僕の三つであることに間違いはないが、もしかすると追加されていくかもしれない。"パパ""父さん""先生""おいら""俺様"。主語によってどんな人が出てくるのかある程度想像ができるね。そういう意味で使い分けていくと、自分の立ち位置も相手にとっても自分にとってもわかりやすくなるんじゃないかなと思うわけです。

 

俺みたいなやつはさ、そうやってこそこそと生きているわけよ。無意識下に印象操作しようとしているわけよ。実際できてないんだろうな!そんな器用じゃねえから!うわあ!