光があるから闇がある。
世の中はうまくできてるもんだ。まったくもってその通りだ。光が強すぎるとその分影が濃くなる大きくなる。光は強過ぎないほうが良いって、受験期の学習環境の指導でも聞いたことがあるね。
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僕は今日、光が強く当たった日だった。強く主張する僕がいた。それをする気力がないことを知らないのか、永遠と主張され続けた。
結果的に影が濃くなっていった。普段はしないひとり酒をした。酒を飲めば光の僕も消えてくれると思った。そしたら影の僕があまりに強くなった。文字としては残したくないくらいに。
だけども、僕にはその先の僕になる勇気はなかった。いつも通り、大した強くない明かりと朧げな影が残った。よかった。
もしあそこでもっと光が強くなったら。もしあそこでもっと闇が強くなったら。
僕はいつもより冴えた僕になっていたかもしれない。
冴えない僕でよかった。
きっと昼間の僕がこれを見たら、消したいただのイタイ文章に思えるだろう。
それでいい。イタイ文章だと思える感覚を忘れないで。