ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈490.ウォズニアッキから学ぶハゲ講座〉

うちのサークルの先輩まじ個性的すぎてハゲるわwww

 

ずっと前に当時同じサークルに入ってた女子のTwitter投稿。正確には覚えてないけど大方こんな感じだったと思う。

なぜいまこの文章を使うのかと言えば、なんかこう消化できない違和感というか。そういうのを感じて、それを消化できたのが今日だからだ。

 

 

消化できないポイントは別にハゲるかハゲないかではない。個性的すぎて刺激的だという意味合いだと思うんだけど、この"個性的"って部分。これが難しい。

言葉の理解はできる。個性的ってのは他の人とは違った部分とか、いわゆる長所とか短所とか言われる特別なところ。

先輩はさぞかし特別なスキルを有していたんだろう。そこはわかる。

 

さて、理解できないところは、特別なスキルとは何だという点であります。

 

 

別に特別なスキルが唯一無二である必要はないと思うし、そんな人唯一無二のスキルがあればそんなサークルじゃなくて国会議事堂に行って欲しいところだ。

とはいえ、ひとそれぞれ必ず個性がある。なぜなら機械とは違って完全なプログラムのもと動くわけではないからだ。個性の肉塊として人間は動いているはずだ。

それをわざわざTwitterであげたくなるくらい特別視できるスキルって何だ。そういうことだ。

 

 

考えたことを結論から言えば、スキルが特別なんじゃなくて、場が特別だったということだろう。極端に言えば先輩が個性的だからハゲたのではなく、環境が特別だったから女子はハゲたのだ。

 

先に述べた通り、人は個性の塊である。しかし、個性が発揮される場面はその人が特異の行動を起こした場面に限られる。

特異な行動を起こすのはどういう場面か。興味がある対象がある時だ。

 

教室の隅っこにいたくせに、好きなドラクエの話題になったら話題をかっさらっていった眼鏡野郎がいただろう?隅っこにいる時は無個性(なよう)だが、ドラクエという対象が与えられたら大興奮なのだ。これは特異な存在になってしまったぞ。なぁ、俺なぁ?

 

 

ここから考えると、先輩はきっと後輩女子という興味の対象が現れたことで個性を発揮し、見事に後輩女子をハゲさせたのだ。もうツルッパゲだ。つるつるだよ。

 

そんなハゲ女子に僕は興味がないから、僕がハゲさせることはできないわけだけど、僕がハゲさせてぇと思った選手が引退した。デンマークキャロライン・ウォズニアッキ選手だ。

 

彼女は苦しんだ女王だった。世界ランク1位なのにグランドスラムタイトルを掴めずにいた。

"武器がない、個性がない"

そういう批評をよく見るたびに、僕は怒りでハゲたものだ。

そういうこと言われてるけどどう思いますか、みたいな質問をウォズニアッキ選手が受けた時はもう、頭皮が爆発した。

"武器がないのに世界一位なんですよね。武器がないとか、個性がないとか、それが私の武器なんじゃないですかね。"

 

探しても見つからなかったけど、こういう見事な回答をウォズニアッキ選手はしていた。

取れてハゲた頭がちゃんといつも通りのフサフサに戻る気がした。

無個性と揶揄されることすら、個性だと。そもそも世界ランク1位だもん。無個性なわけないじゃん。

周りがどう言おうとも、自分はしっかり自分の個性は認識しときたいね。

 

ウォズニアッキ選手、ホントに大好きな選手だ。かわいいし、優しいし、かわいいし。去年の全豪で生の練習見れてホントよかった。かわいかったよ。

お疲れ様でした。引退後の生活をじっくり味わって欲しいな。家族、特にお父さんと楽しい時間を過ごして欲しいな。

 

 

個性は誰でもあるもんだ。周りがハゲるかどうかは、環境次第だ。いや環境じゃなくて、その環境に興味を持てるか、つまり自分次第で可愛い女子をはげさせることもフケでモサモサにさせることもできる。

すべては自分次第だってことだ。

 

楽しいことをするとハゲるもんだ。