ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈1047.愚者になりがち〉

8月9日。

 

自戒を込めて。


後輩から物事を聞かれたときに、必要以上に答えないように。
相手が求める以上の情報はありがたいこともあるけども、大半は自分の満足で終わることが多いぞ。気を付けろ。

 

 

バイト先で大学入学したての人から就活について聞かれた。
僕はなんとか終わった組としてなにか答えようかと思ったけど困った。


オープンクエスチョンだとどうにも口数が多くなってしまう。そういう時こそ、相手の話を聞きながら答えるべき内容を狭めるべきだろう。

 

例えば、就活っていつから始めるべきですかね?みたいな質問をされたとしよう。その時「僕は大学三年からだけど」みたいな回答をはじめるより、「大学一年の今から話があがってるの?」みたいな。
相手の目線を確かめながら話を進めるほうがいいだろう。

 

 

特にこれが発生するのは、先輩-後輩関係にある時だ。
先輩はもちろんその事柄について熟知しているので、どこがわからないのか、初心を忘れがちである。


むしろ、その無知の状態からいかにして今に至ったのかを意図せず自慢を交えて語ろうとしてしまう。むしろ、自慢目的になってしまうこともあるだろう。

いらない情報である。
いらないし、結果的にいらない人間として認識されることになるかもしれない。
信頼関係を失うことになるだろう。


自慢のように語った話は、別の先輩から聞いてみるとしょうもないことだったりするかもしれない。井の中の蛙かもしれない。
余計なことは言わないがよろしかろう。

 

 

「賢者は長い耳と短い舌を持つ」ということわざがある。
賢い人は話をよく聞き、短い言葉で的確にコメントができるということだ。
相手の話を聞かずに自分の話ばかりしてしまうのは、愚者だということだ。

しかしながら、けっこう愚者になりがちである。
僕もよく愚者になってしまう。
自己満の話ほど退屈なことはない。
本当に気を付けましょう。