7月31日。
「きみに読む物語」という映画を見た。2004年公開らしい。Amazonプライムは便利ですな。
非常に美しい話だった。進行の仕方もうまいし、まったく休憩させるタイミングがなかった。2時間映画だけども飲み物いらずだ。良い映画を見た。しばらくはこの映画に引っ張られそうだ。
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大学卒業時の私であれば、きっと見なかったろうラブロマンス系の映画である。これを見ようと思ったのも僕の意思ではなく強く勧められたからだし、そもそも映画を見るようになったのも大学院に入ってからいろんな影響があってだ。
映画の良さっていうのは長くても2時間程度で、学ぶべきポイントが無限にあることだ。作品の作り方はもちろん、物語の進め方だったり、あるいは人生の教訓であったり。小説や漫画、ゲームだと短くても数日がかかってしまう深くてとにかく多い情報をまとめ上げてくれる。こんなにいい文化はないぜ。いつか死ぬ前に映画一本くらい関わってみたいものよ。
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昔、サークルの先輩にぽろっと言われたことがある。お前の人生は漫画か映画かにできるんじゃないの。
そんな深い人生を送っているとは微塵も思わないが、嬉しかった。
薄っぺらいことではあるけども、人間誰しも作品にできる物語を生きているんだろう。それを誰か大切な人のために読み聞かせてもいいし、あるいは映画にして、「顔の見えないあなたのために」想いを伝えてもいいだろう。
そういう想いを感じさせる人間は本当に美しいと思うし、憧れる。そういう人間になりたいと強く思う。
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当然だけど、とにかくいろんな人に会って、その人その人の話を聞いて、その人が生きる想いに触れるというのは、自分まで燃え上がるような気分になる。
自分の話をする前に相手の話を聞きたい。そしてなぜいまそこに立っているのか。そこを咀嚼した上で語らいたい。
もちろん、自分の話もしたいのだとは思う。でもそれはやっぱり敬意を払えるし払ってくれる聞き手がいてほしい。そのためにも、やっぱり腹を割って物語を味わう時間が必要なんだろうな。
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戦闘力113日目
839(+7)
勉強+4
その他+3
映画の感想だったはずなのに、関係なくなっちゃった。いやぁ良い映画だった。参考にします。なにかの。