ホウチガブログ

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〈1181.寒さという不幸〉

12月21日。

 

寒くて仕方ないので、新居にストーブを買った。
これまでの家では、既にエアコンがついていたので寒くなっても苦労しなかった。
それが、家の中で厚木をしなくちゃいけないし、それでも寒くてなにもできなくなるくらい。

石油ストーブを使うのは実家での生活以来である。最近実家に帰っても、石油ストーブはしまい込んで電気ストーブとこたつが基本である。
おらぁこの石油臭えのが好きだったりするんだあ。

 

 

石油ストーブだって万能じゃあない。部屋全体が暖かくなるっちゃあなるけども、やっぱり空気が出てくる目の前が基本である。
それでも足元が暖かくなるだけで、なんともメンタルが安定することよ。寒さだけでどれほどやつれていたことだろうか。
家という囲いの中でも暖かいけども、自ら暖かいものを作り出せるようになった人間は恐ろしいな!素晴らしいよ。

 

 

かつて友人から教えてもらった漫画のセリフで、
「ひもじい、寒い、もう死にたい」の順番で不幸がくるとか。調べてみたら『じゃりン子チエ』だそうな。
1978年の漫画だけども、いまでも有名な漫画だろう。


確かにこれは的確な理解の仕方だろうと思う。

ひもじいとそもそも空腹でしんどい。自分のことしか考えられなくなるし、そうなるとメンタルも荒んでくる。
もちろん食事による暖も取れない。
そうなると寒くなる。これはもう自分のことしか考えられないというレベルでもなく、生きるか死ぬかというレベルの欲のみになる。ご飯を食べたい、暖かくしたいなど、人間としての尊厳とか考えられない状態である。

 

 

幸いなことにひもじいということはほとんどなかったけども、寒いのは大学時代もそうだった。
エアコンはあったけども、つけすぎたら電気代がやばいことになるのでギリギリまで耐えるようにした。
そういうのはあんまりよくないね。
いつでもきちんとあったまれるようにしておきたいものだ。

 

 

ストーブが来て、とてもメンタルが落ち着いた。
色々考える余裕もできた。
寒いというのは諸悪の根源ですな。
とにかく暖かくして、飯を食って寝ることだ。

それができないうちは不幸だろうさ。