8月28日。
一昨日の決断ももう揺らいでいる。会社のちょっとと遠い先輩に相談してしまうくらいだもの、まだ未練がましくテニスと口に出してしまった。
そしてその先輩は間髪入れず背中を押してくれた。
そりゃあ面白いもんな。ゲーム会社にいる体育会系はレアだもんな。でも大学ではやってないんだ。そのブランクは大きいぞ。
。
ただのブランクが決断を鈍らせているだけじゃない。本気で立ち向かう厳しさに二の足を踏んでいる。
カロリーの大きさ、メンタル、体形などなど。とにかく日常にはない体験になる。
もちろんそれが楽しいから遊びとはいえ試合に出るわけだ。ただ、そこに本気度が加わるととんでもない勇気がいる。マネジメント能力も必要だ。
とにかく、勝つというのは大変なことなんだ。
。
やっぱりここまで書いていて、選択肢ないことの言い訳を並べているように思える。
本気でやって、叶わなかったときが怖い。そういう気持ちもある。
これはセカンドサーブなのだ。
。
悩んでいるというのは、結論がもうすでに出ていて、勇気がないだけだ。
出した結論をひっくり返すことになるが、やっぱりすべて手に入れたい。
逃げずに、次の3月はトロフィーを持ち帰ることに専念することにする。