8月27日。
僕にとってテニスって何だろう。
名誉欲を満たしてくれるところだ。過去を見れば県内で優勝もしたし、運動音痴で微妙な男も脚光を浴びることができた。ただそこに尽きる。
じゃあ本職の意義って何だ。
クリエイトしたい、表現したいってなにをだ?やっぱりそれも自分のことなんだろう。自分が楽しいこと、辛いこと、嬉しいこと、苦しいことを主人公みたいに書いてみて、それを評価されたい。
うーむ、こうしてしまうと恥ずかしいくらいに自己中心的だとわかってしまう。
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自分の苦しいを描いて共感されたいというのは間違いなくある。お恥ずかしいことに。
ただ、全ての出発点はなんだったかというと、最初に買った音楽アルバムだろう。
東方projectの大空魔術というゲーム音楽のアルバム。ニコニコで知った東方というジャンルからゲームではなく音楽CDを買った。
それの、いわゆる歌詞カードに音楽に関連した小物語が書かれていた。それがすごく素敵だった。
それを作りたいというのは間違いのない話だ。自分が主人公というのは置いといて、ちょっとした物語とそれに見合った別の何かしら。そういうセットのものを僕は作りたいんだ。
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ゲーム会社で勤めて、このままだと僕のやりたいことは出来なさそうだと思いつつも特に対策を打たずに過ごしていた時、
久しぶりにテニスをしたら燃える情熱が吹き出してしまった。
いまの個人ゲーム制作にむけての活動にはその情熱がなかったのを痛感した。
そこがやりたいわけではないんだ。
でも、テニスでもない。テニスはある意味現実逃避先に過ぎない。
という流れで、僕はやっぱりなにか考えたことにちょっと物語をつけて表現したい。
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お、それなら物語とそれに見合った音楽とを作って、その先でちょっとしたゲームがあればいいじゃん。
そしたらコミケとかでやってみればいいじゃない。
それがいいや。そうしよう。