ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

MENU

〈118.自分を消すことを肯定する〉

今日は訳あって急遽夜通しコンビニにいることになった。といってもお客さんは少ないらしいのでこうして打ち込むことができる。

 

なるほど、"おれ"臭さとはこういうことか。今日、有名な著作家の方の文章で、ひたすら俺らしさを消していた、という文章を読んだ。つまり、いわゆる私らしさをなくし、一般書物らしい文章を書く、ということだ。

 

残念ながら僕には当然だがその能力がない。訓練も積んでいない。だから自己満足的な文章が多いのだろう。

 

自分らしさを消した文章を書けるようになって初めて面白い自分らしい文章が書ける、らしい。

 

その通りなのだろう。何事も基本の軸を習っていない者は、安定したものを出すことはできない。いわゆる素振りはその軸を決めるためにある。そう考えると、僕は素振りを一切せず試合に出ているようなものだ。

 

すごくがっくりきた。日々勉強という点では新たな発見ができて嬉しいのだが、基本を忘れてがむしゃらに上手くなろうとしているのは、遠回りというか浅はかだった。

 

なるほどなにごと基本を捉え直すことだ。遊びも仕事も人生も基本となる軸をしっかり立てなければならない。

残り6時間。レジ前で反省文を考えながら過ごすとしよう。

 

だからといって、ホウチガらしさを手放すのは間違っている。プロ集団はそもそも目指していない。アマチュアがプロっぽいことをやって、臭くて青くて楽しいことをやろうという心意気のようなものだ。だからこうしてまたくっさい文章をあげつつ反省するのです。