〈131.無邪気無我夢中〉

今日は午前中にテニスをした。地元の先輩のすごくうまい人たちが相手に僕を呼んでくださり、数年ぶりに打つことができた。それがハードで楽しかったので、午後に家に帰ると4時間ほど寝てしまった。なのに夜も眠い。

ひさしぶりに、心の底から無邪気に遊び疲れた。

無邪気だと、いい意味で相手のことを考えなくなり、自分のことも考えなくなる。相手にどう思われているだとか、ここでこうしたほうが良いとか、そういう判断ができなくなる。酔っ払いに近い状態なのかもしれない。

時々、こういう状態になるのは、動物にとって必要なんだと思う。犬が訳も分からなく駆け回るように、ライオンが猫みたいに飼育員に甘えるように。オンとオフの切り替えが必要なのはこういうことなんだと思った。

だけど僕はオフが長すぎるわ。そろそろオンにしないといけないのはわかるんだけど。どうもオフが楽しすぎる。