〈225.続五月病紀〉

今日はやっぱり不安定だった。空腹だったりしたこともあるんだろうが、公共の場じゃなかったら良いのに、と思うほど叫びたくなる時がある。今日がそれだった。原因不明のイライラだった。ひとりでよかったと心から思った。

原因不明とは言ったが、果たして本当に不明なのだろうか。

平たく考えればしばらく続いている五月病の影響である。五月病からの回復のためにしている100%ホウケモン生活にこれでいいのか症候群が発症し、深刻な副作用をもたらしたのだろう。つまり、そろそろ向き合い始めるべきだと。そういうことなんだと分析できる。明日のメンタル次第で完全復帰するか、まだ休息が必要か決めたい。

とはいえイライラするのは非常によろしくない。破壊活動を仮にしたところで吹っ切れることはおそらくない。むしろ増幅するような気がする。大事なのはイライラをなにに昇華させるかである。一番良いのは運動だろう。しかし今日みたいに街をふらふらしてて突然走るわけにもいかない。コンビニに行ってガムを買い、一気に3粒を放り込んだ。ガリガリやってもっちゃもっちゃさせるとやや静まった。そして帰宅後大量に米を食べた。

こうやって昇華させると無くなる気がする。しかしやっぱり必要なのは分析である。再発した時の対策を立てる必要があるのだ。

なぜイライラするのか。結局人は動物である。衣食住の安定が失われかけた時ストレスを感じる。

確かに。今日は金銭面のストレスもあった。衣は置いといて、食住は重大な問題を抱えていたのだろう。

そして人間は社会的動物である。コミュニティに属している感覚、コミュニケーションが取れている安定感。これらがないと動物的特徴を失したことになる。これはつらい。

ということで処方箋は、貧しくならないこと、誰かと話し所属の確認をすること。これである。

おお。なんか次イライラしても分析回路が一つできた気がする。よし。明日も、また分析してみよう。そうすれば早いこと五月病を抜けることができそうだ。