〈239.性格の話〉
だいちが言っている性格問題。これね、中学生の時に一番大きな問題でした。
毎日、なんで俺はこんなクズな性格なんだ!そうして毎日生まれ変わることを願って、明日の俺ならもっといいやつになっている、そう信じて。だけども翌日には母親に叩き起こされ、結局いつもの自分。
じゃあ、5年前の高2の自分に戻りたいか、という問い。答えを探ってみよう。
おそらく当時、夏の総体に向けて、毎日テニスコートに立っていたでしょう。毎朝5時半起き。始業前の1時間でなんとか宿題をこなし、授業後はテニスコートへ。睡眠不足な毎日。仕方ないね。
さて、当時の性格といえば。かなりの従順な気分屋だったと思う。従順だからこそ、嫌だと思わずに毎日宿題の山と厳しい練習に耐えられた(?)けど、気分屋だったせいで試合に弱かったり、授業に集中できなかったり。まあ一長一短な性格だったと評価している今日です。
今の性格は正しく判定できないけども、おそらく今より当時の方が"イイオトコ"だったような気がする。
同時に"めんどくさい奴"な気がする。これは今も変わらないか。
総合評価、今の性格のまま当時に戻ったら地獄になる。だから当時は当時のままでいい。そうしておきましょう。従順さもなくなったし、忍耐力もなくなったし。当時の性格がなかったら今の私は待ってないわけだし。
今の私でいいのか。この問には答えないでおきましょう。白黒つけないカフェオーレよ。
というか、時代に適した俺に変わっていっているだけだから、良くも悪くもなく。ただ、私がいる、というだけだと思うんだ。
昔のが良かった、未来はきっと良くなる、そういうのじゃなくて、"なんとなく"そうなっていっているんだね。だからといって「精神的に向上心のないやつはばかだ」。上を見ることは大事ではあるんだね。下も見ないと足元すくわれるけども。
結論、今を頑張ってください。
そういうことなんだね。
あたしみたいなもんはそう考えるわけよ。