ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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【Day7】波が創り出す巨人〜オーストラリア旅行記〜

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手元の温度計を見るとメルボルンの外気温は4℃

外には出たくない。リムジンが迎えに来ないかなあ

 

しぶしぶバックパックに荷物を詰める

重たいドアを開けると、ああやっぱり外は凍えるように寒い

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だけど、肺に入ってくる朝の空気は新鮮である

 

さて、今日はまたまたツアーに出かける

 

宿から少し歩いた。

路面電車が街中に走っているのだが、どうも手を上げないと止まってくれなかったらしい。乗るはずだった電車が無情にも目の前を通りすぎていった

 

5分後に捕まえた電車に乗ってツアーの待ち合わせ場所へ。今日はメルボルンで有名な海岸線を見に行く

 

am 8:00

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バスに乗り込んだツアー参加者一行はメルボルン市街から南西に150km離れたグレートオーシャンロードを目指す。実はここ僕がガイドマップの中で唯一行きたくて仕方なかった場所なのである

 

自然が創り出す絶景というものに心を躍らせていたが、揺られたバスの中でいつの間にか目を閉じていた

 

am 10:00

ふと目を覚ますと頭をもたれていた窓の奥、ずうっと奥の先の方まで海が続いていてクネクネとした海岸線が広がっていた

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バスは断崖絶壁を走る。荒々しい波が岸にぶつかり続けてきたのだろうか。徐々に侵食されたゴツゴツとした岩が並んでいる。また、しばらく窓から眺めていると意識が遠のいた

 

pm 2:00

再び目を覚ますと海は見えなくなっていた

 

いや、違う。バスから降りるよう促され、先に進むと足元から波の音がかすかに聞こえる。

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ああ、これが12の使徒と呼ばれるスポットなのか

見たかった景色は想像の何倍も迫力があった

孤立した巨大な岩が波に打ち付けられる姿は圧巻だった。

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この岩々も前回パースで投稿したピナクルズと同様に石灰岩から形成されているらしく、波の力によって奇妙な形に侵食されていった

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それから、しばらくバスで進んだ場所には悲劇の入江と呼ばれる入江があった。

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海賊船や難破船が辿り着きそうなこの入り江は、実際に昔荒々しい波に飲み込まれた船の生存者が命からがらに辿り着いたビーチらしい

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南オーストラリアの自然を堪能できた一日となった