サマーウォーズを見た。
いやぁ。おもしろいなぁ。泣きそうにもなった。色々分析しがいがある作品だと思う。あとでじっくり見直したいな。
作品が面白かったのはあとでじっくり話をしたいんだけど、やっぱりそれを誰と見るか。これもまた大事だと思う。
今回は友人宅で6人が飯を食ってグダグダしながら見た。 CM中に感想を言い合ったり、みんな静まり返って真剣に画面を見つめたり。この作品を見るという同じ行動をとり、同じ時間を共有している感覚はすごくたのしい。
サマーウォーズの中でもキーパーソンが話していた。お腹が空くこと、一人でいること。これはダメだ。本当にそう思う。
もちろん、空腹や孤独も体験して、嫌というほど知ればことの重要性が身に染みる。それもまた大事な経験だ。
だけども、やっぱり孤独と空腹は辛い。
私自身、ここのところは恵まれているおかげで孤独を感じずに済んでいる。これはありがたいことだ。それでも空腹でいるとすべてのやる気が失われる。
大学生の時は空腹に加え孤独感が常につきまとっていた。この時はじめて孤独を体験して、友人のありがたさ、家族の必要性を感じた。
だからこそ、今日みたいな、みんなだわけのわからないことを言いながらワイワイするのは幸せだと改めて思う。
そして料理をつくってくれた友人、場の盛り上げ上手なヤツ。これほどありがたいものはいない。
結局気づけば3時を過ぎた。この、日常であり、それでいて非日常的な幸せは永遠に感じていたいものだ。
人といる。それだけで理由とか理屈とか抜きに楽しいじゃない。幸せじゃない。
一緒にご飯が食えればなおさらじゃない。
その間に素晴らしい作品があれば言うことなしだねぇ。
いやぁ。幸せだ。