2月3日。
ひさしぶりにガチンコのテニスの試合をした。
ひさしぶりというのは楽しいんだけど大変だ。キャッキャ走り回るんだけど、膝が痛えわ肩が回らねぇわで瞬間的老化現象のようなことが起きた。
一緒にテニスをしたやつは高校の同期で、医者サマになる人だ。大学に入ってからテニスを始めたらしいが、引き分けにおわった。テニス歴十数年なのになぁ。やつは賢いので練習の質が高いのだろう。くそっ。
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医者サマなので、はなすだけでも専門が全く違っておもしろい。医療系で気になっていた話を振ってみたらちゃんと自論を教えてくれたり、逆に僕のアフリカの話をきいて意見してくれたり、おもしろい。
このひととの出会いは高校の一年だ。一年だけは文系理系関係なくクラス編成されるので数少ない理系友達の一人だ。
そういう異文化を有する友人は大事にしたい。
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これから僕たちはどんどん専門化されていくところに進んでいくんだろう。営業職の人ならば営業を担当する人たちだろうし、他の会社の営業の人とは仲良くなるかもしれない。仮に博士になったのならばより狭まるだろう。仕事ではなく、研究で家計を支える人たちはかなり専門化された世界を生きるだろう。
だからこそ、外に出ることは新しい発見になるだろうし、なにより純粋に楽しい。
外に出るっちゅうのはそのままの意味で外に出ることもあるだろうし、概念として未知のエリアに飛び込むっていうことも含めてね。
外に出るの最上級はもしかしたら宇宙に出ることかもしれない。うんにゃ物理的ではなく心理的な外、文系の僕が医者の話を聞くことも十二分に外に出ている。最上級も比較もないと思う。
結局外に出る本人が刺激を求めてなければ宇宙に出てもガスの元栓を閉めたかどうかが気になって仕方ないだろうな。
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友達はなくていいと思う。
でもあるに越したことはないんじゃないかしら。
楽しいよ。単純に。