今週になってから野菜中心のご飯にしているんだけども、肉が食べたい、小麦粉を食べたい、米が食べたいと欲ばかり出てきた。こういうときに我慢するのは体に毒だと教えられたのでコンビニにラーメンを買いに行くことにした。
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ぼくの住む所の近くには賑やかな商店街がある。しかし自粛期間中はシャッター街になり、非常に寂しい町になってしまった。
ショッピングセンターとは違って特定の顔が見えるのが商店街だけあって、より人肌恋しくなる場所だった。だからそこを通るのはあまり好きじゃなくなった。
悲しい日本の未来、でも見せられてるような気分になってしまう。
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コンビニに行くにはその商店街を通るしかない。仕方なし、足早に通り抜けようと思った昼の12時。
遠くからでもわかる。今日は人がいるようだ。にぎやかな音楽も聞こえてくる。なんだかもしかするといいかもしれない。すこし気分が明るくなったのは想像に難くない。
やはりそうだ。シャッターが降ろされていた店店はついにおもいきり上げていた。ひとも集まっていて、餌に群がるコイみたいに、という比喩が正しいかどうかわからないが、やたら元気になっていた。静かな期間があったからかもしれない。自粛前よりにぎやかなような気がした。
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北向の窓からは太陽光も入らなければ、隣のビルが近いので天気もよくわからない。そんな閉鎖空間で1ヶ月引きこもっていると、現実の世の中に疎くなってしまうようだ。
こんなに気分が晴れたのはいつぶりだろう。初夏の汗ばむ晴天はぼくのものだけじゃなかったろう。
もちろん、まだまだマスクはしなくちゃいけない。店先には消毒液もある。両手放しに喜ばないし、当然緊張を緩めるわけにもいかない。
ただ、多くの人の口角があがっているのが見えたような気がした。
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オンラインで物事が完結する毎日を過ごしてきたけど、やはりひとの現実的なつながりはどうしても欲しくなる。一人遊びにも、一人暮らしにも慣れっこだけども、それは帰る場所ありきの一人だったと思う。
帰る場所にきちんと帰れるように、いまはまだきちんとマスクして手を洗ってうがいするのは必須なのは変わりない。
あぁ、会いたいものよ。
なんにも考えるところなく、会えた喜びを分かち合いたい。そんな日々までは我慢するのだ。こういう我慢はしたらいいことがあると教えられた。
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戦闘力35日目
267(+5)
勉強+2
練習+1
その他+2
とはいえ自分自身はまだまだ緩まってた。気を引き締めるべし。そのためにもちゃんとねることだ。