〈646.まぶしい〉

7月5日。

なんだか悔しい毎日である。

歳も大して変わらないような若い人たちがどんどん発信していく。自分で書いたものや描いたもの、つくったものを発信し、おもしろいと言われる。

そうして、いわゆる玄人の人たちと話をする場を設けられたりしながら、その若い人もいつのまにか玄人になっていくんだろう。ひとりでもやもやと考えているうちに、どんどんとその差は開いていくんだろう。

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定期的にやってくる自己疑問期である。

15とか17とかまではそんな感じで生きるってなんだみたいな小哲学に入りだすけど、いつのまにか抜け出している。

20代もそろそろ中盤になろうということにおんなじ問いにぶつかっているんだもの、体だけデカくなったもんだ。そしてたぶん、40代になっても永遠に同じ問いに答えを見つけられずにいるんだろう。いや、問いとして扱わなくなるのが大人なのかもしれないな。もっと大事な問題に向き合うことになっているだろうから。

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こんな初歩的で自分で答えだとして納得するしかない問題とぶつかっているんだもの、悔しくもなる。

比較するのは無駄なことと何度も教わったけど、やはりうらやましい。考えていることを上手に表現している人。そのために無限に努力をしている人。

かっこいいよ。自分の信念貫ける人っていうのは。その信念が、誰かのためっていうならなおさらかもしれない。上京する人しかり、就職する人しかり、仕事を一生懸命にする人しかり。

いつまでも自分の頭でうんうんと考えているよりも、動きながら同時に考えられるようになったら、それくらい結論ではなく結果を求めるようになったら、大人なのかもしれない。

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というように、大人という言葉は大概「理想」と置き換えられる。その理想をクリアに描き、いまできることを頑張れる。それはそれは楽しい毎日だろう。土日も返上で理想を求め、信念を貫く。

かっこいい。けども、書いてみてやっぱり、キツイな。適度にヘロヘロ気を抜くポイントも用意しなくちゃあかん。そういうバランスが保てる人が大人なのかもしれない。

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戦闘力87日目

663(+9)

勉強+3

運動+4

その他+2

大人になりたいけど、大人を理想と置き換えるならば、永遠に大人にならないことになる。

大人を考え直す必要あるかもな。