ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈655.職人技〉

7月14日。

 

落語を見る機会があった。生ではなくオンラインで。観客の反応が見れないまま話をするのは落語家さんに限らず人を笑わせる仕事の人はきついだろうな。

それでもコメントやら反応ボタンやらを使って、できるかぎりコミュニケーションを成り立たせようと見る側も慣れないところで頑張りましたよ。おかげで話をちゃんと聞こうと思いますから、いつもと違う楽しみ方ができたわけです。

 

 

学校の授業の中で落語家さんがお話をするわけです。ひとつネタを終えると質疑応答みたいな、直接コミュニケーションを取れる時間がありまして。そこで落語家さんの知恵をいただける面白い話がまた出てきまして。

話し方はもちろん、内容もちゃんと面白いんだもの。人間が仕事をつくりながらも、仕事が人間を作るところもあるんだろう。すごかった。

 

 

落語をテレビや動画で見たりすることもあるわけですが、生で見たのは一回きりでして。

「伝統文化」って言われるのはもっと頻繁に見るべきものですな。歌舞伎も能も、他にもたくさんあるわけですが。もちろん昔そのままのところもあれば、現代化しているところもあるんだろう。あの演劇という一方向ながら、観客の反応が劇の一部に含まれてるみたいな、ああいうインタラクションというのかしらね、楽しい。それが日本の文化だ!というつもりはないけど、その即興性はひとつ大事なところなんだろう。

 

 

即興性でいうと、その落語家さんはすごかった。電波が悪くてちょっと止まったりしたら、そこからパソコンが苦手な話を展開したり、質疑応答でかなりオープンな質問(いままでで嬉しかったことは?)がきても、きちんと具体的なエピソードを交えながら、それでいて教訓的なところもあって、聞いてて飽きるところがない。

ご本人もおっしゃってたけど、師匠のもとで毎日いつ何時でも相手の心を推し量る修行をしてるんだってな。やっぱりすげえや。職人技だ。

 

そういう職人技がほしいなぁ。あの人なら大丈夫。そう思ってもらえる領域が一つくらいね。そしたらきっと、会話がもっと楽しいんだろう。

 

 

戦闘力96日目

728(+14)

勉強+10

その他+4

 

今日はよくやったぞ。やりすぎて目が冴えてしまって寝れなくなったのはなんなんだ。