ホウチガブログ

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〈663.鰻を食べるかどうか〉

7月22日。

 

昨日は土用の丑の日だったらしい。お金のないあたしには関係ない話だね。

そもそも「土用の丑の日」ってなんなんだ。そういうまとめサイトみたいなことが今日のテーマです。

 

 

土用ってなんだ。

季節の移り変わりの立夏立秋立冬立春の直前約18日間が土用という雑節(季節の移り変りをより適確に掴むために設けられた、特別な暦日)らしい。

その土用という期間のうち、十二支の丑の日に該当する日が「土用の丑の日」と呼ばれるとのこと。

 

18日間のうちの十二支の12日なので、同じ干支?がかぶる日もある。なので、「一の丑・二の丑」と二つ土用の丑の日はあるとのこと。

 

そもそもの「土用の丑の日」は夏だけじゃないけど、これがよく取り上げられるようになったので、夏の土用の丑の日が「土用の丑の日」が指す日なんだと。

 

 

じゃあなんで鰻を食べるのよ。ご存知の通り、鰻を食べて元気になろうというのはわかる。万葉集にも一応書かれてはいるけど、習慣になったのは江戸時代らしいぜ。Wikipediaだと医学的根拠は薄いとも紹介されてるけども。そもそも鰻の旬は秋から冬らしい。

 

なんともまあ明確な出所もなければ、この時期に食べよう!なんて理由も弱い。しかし「伝統」のパワーは恐ろしいね。食べたくなるんだもの。

 

 

意味わかんないけどとりあえずやっておこう。風習っていうのはそういうもんだ。だからといって悪いとも思わない。そうやって鰻屋さんが生き抜く戦略になってるなら努力の結果だからね。

しかしまあ、思ったよりガバガバな風習でなんだか嬉しい気分だ。明確な理由がはっきりしてそれに則ってたらなんだかいかにもって感じだけど。とりあえずみんなやってるし、やっとくべや。そういうあいまいな心意気ってのは嫌いになれないね。

 

でもまあ、知った上で騙されるのと、知らないで騙されるのは大きく異なるからね。疑うことをやめちゃあ損をするってのはこういうことなんだろう。

まぁ、土用の丑の日に騙された!ってほどではないけども。

 

 

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根拠が弱いから俺は鰻を食べませんっていう言い訳を吐けるようになったね。おめでとう。