9月3日。
わけあって自分の本拠地京都を離れておりまして、さらに寝床はあれど日中は研究やら就活やらする場所を探し求める難民であります。
なのでカフェに基本いたり、自由利用のベンチに座っていたりするのです。リストラされたけど妻に言い出せず公園で弁当を食べるおじさんの気持ちがなんとなくわからんでもない。100%いる場所が確保されているというのがどれほどありがたいことか。逆に確保されてないことがどれほど不安定な身であることか。色々勉強になるからいいけども、拠点は欲しいな。
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しかし、こうバガボンド生活をしていると面白いことがあって、今日居座ったイスの近くで昼飯を食べていた赤子連れの若い夫婦。どうやら出版する系統の仕事をしているようで、編集者なのか作家なのかなんなのかはわからないけど、駆け出しといったところで面白かった。
盗み聞きという悪い癖は非難されても仕方ないけどやめられないのよ。具体的にどんな作品かはわからないけど、ライバルを評価したり、自分が関係している作品を反省したり。平日の昼間に夫婦でいるってことは売れている方なのかもしれない。
わからないのがまたおもしろい。
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先日はなかなかな人を見かけた。某ハンバーガーショップに14時ごろにいたとき。スーツを着たいかにもサラリーマンな男。僕がいた2-3時間の間、麻雀の雑誌を読み、スマホでなにか動画を見て、退屈そうにしていた。
どういう人なのかはわからないけど、大変そうだなあ。なんでスーツを着ていたのか、なんで2-3時間退屈してたのか、なにもわからないけど想像している会社員の外周りとはどうも違う。
なにか訳ありなのだろう。
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寝床確定でのバガボンド生活は楽しい。自分に関する不安で言えば、今日作業する場所を得られるかどうかであって、都会にいる限り無限にあるので困らない。その近くにいる人たちがどんなふうに生活していて、なにを思ってそこにいるのか。考えるだけでもおもしろい。
もしかしたら将来の上司や仲間がいるのかもしれない。わからない。みんなそれぞれのやることがあって、それぞれに考えを持って、そこにいるんだね。
職場にいるだけが社会人なんじゃないんだと、こういう時期もあって改めて知ることになったとさ。
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戦闘力147日目
1029(+7)
勉強+4
その他+3
しかしまあ毎日カフェってなるとなかなかなので、居場所はほしいところ。金さえありゃあなんだっていいんだけどな!世の中ゼニやで!バイトしよ。