9月19日。
好きな漫画家さんがいる。彼はTwitterで人気になって、最近単行本を出版した。いわゆる最近の人気漫画家へのなり方のひとつで成功している方。
そんな彼の今日の投稿がなかなか面白かった。昔、人通りの多い交差点で親からこんなことを言われたらしい。ここにいる全員の注目を集めてみなさい、それがクリエイターの仕事だろう。人に見てもらうことがすべての始まり。
なるほど。そうか。あぁ、そうだよな。
。
いまいち、物書きになりたいけど踏ん切りがつかない理由がありまして。
昔から僕は言葉が下手だと言われたことがあります。そのせいで怒られたこともあるし、喧嘩もあります。このタイミングでその言葉はおかしいぞと笑われることも少なくないです。仕方ない。実際あまり言葉が上手くないからこうやって上手くなろうとやっているわけです。
しかし、一番足りないのは勇気であることを突きつけられました。知ってたんだけど、見ないようにしてたこと。
この微妙な1000文字をだらだら続けることで正当化してたのは、人目に晒すことが怖いから。その抵抗として、こうやってちびちびやって、やってますからと言っている。
。
最近、研究するか気晴らしするかの二択でして、おかげさまでアニメ、漫画、映画の面白いものにたくさん触れることができてます。
これでも人気になれるんだなあと不思議になることも少なくないんだけども、こんな面白い作品はそりゃあ人気になるよ。そう思って絶望と嫉妬が混じったような気分になることもあります。
そうなるたびにちゃんと作品として形作りたいと思う一方、それは人目に晒すことだということで恐怖を感じます。実際、いろいろコンテストに出したりして結果は出たことないので、そう感じる根拠を得てしまった。なのに諦めきれない。
いやぁ、人間の心っていうのは厄介ですな。
。
もうじきこのブログも2年経ちます。つまり僕は2年間1日ひとつの文章を書きつづけたことになります。2年前の自分に言ってやることがあるとしたら、はじめたところでなにも変わりゃしないよ、問題先送りにしてもダメなものはダメ。そういうことでしょう。
がんばれ。このまま死ぬなよ。
。
戦闘力163日目
1123(+7)
勉強+2
その他+5
ルソーの『告白』だったかな。違うかも。最近勉強している記憶論という哲学とか社会学の中で取り上げられた文学。それは、その人の過去をひたすらに書き記した話で、正当化したり懺悔したりするやつらしい。
自分語りでも理由があってやってるなら意味があるってことかしら。それなら今日の文章は、何年後かに見直して、自分の成長ぶりに笑えるか悲しくなるかの材料のためといったところか。その何年後かの未来はちゃんとある前提だけども。