11月25日。
おいしいトンテキを食べた。
ふつうのトンテキだった。
ソースにこだわりがあるトンテキだった。
ほかほかのご飯を食べた。
柔らかくてあったかいご飯だった。
無口なマスターがつくった。
マスター家族が営む小さな町の食堂だった。
カウンターで食べた。
先輩と一緒に食べた。
こんなに幸せになれるなんて。
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飯が元気のモトというけれど、心が弱ってる時じゃないとわかんないもんだ。どんな優しい言葉でもどんな嬉しい言葉でも、きっとこの温かさは作れないと思った。
相手の胃袋を掴むなんて言葉、信じてなかったけど身をもって知った。家から遠い店だからそんな頻繁には行けないけれど、きっとまたいくだろう。マスターに僕の胃袋が掴まれてしまった。もっと若くて綺麗な人だったらええねんけどな。
見栄えがいい店でもなければ、料理もそんな珍しいもんじゃない。でもなんていうんだろうな、なんかあったかいんだよ。不思議なもんだ。
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飯でもらうのは元気のモトだ。モトでしかない。なにかそこから元気を育ててくれる何かが必要なんだけど、今の僕にはそれが手元にない。
ちょっと電話したりしてちょっと元気になった。あともう少し元気が欲しい。
明日また元気をもらうためになにかしよう。
本でも読んだり、漫画でも読んで元気になろう。いやぁでも最近の漫画とか小説とか、どんでん返しでバッドエンドとか少なくないような気がしてこわいな。
元気を吸われそう。気をつけながら元気をもらいましょう。
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戦闘力229日目
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ちょっと元気ないんですな。こんな痛々しい文章書いちゃって。
明日はまともなもの書きなさいよ。