ホウチガブログ

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〈949.卒業旅行の代わり〉

5月3日。

 

今年も当然だけど卒業旅行をする人たちは少なくなるのだろう。仕方ない。海外に行けたとしても観光はできないまま帰ることになるだろうし、国内でも店がやってなかったりするんだから楽しめない。自分たちだけで楽しめるドライブ程度だろう。なかなか大変な年代で学生をしているもんだね。

 

 

そもそもなんで卒業旅行っていう文化があるのか。平たく考えて最後の学生生活の締めくくりとして思い切りバケーションをすること、履修も終わって論文も出せば空白の数ヶ月があること。暇で学生らしいことを最後にしたいからやるんだろう。

とはいえ、大学生の大半は暇人だと思う。つまり海外に行ったり長期で泊まったりする口実が欲しいだけなんじゃないかと思う。金持ちの息子の奴なんかは長期休暇ごとに海外で酒飲んでる写真あげてたし。平民の我々はそういうイベントごとに祭り上げることでバイトのシフトを外してもらったり、大金はたいて遊ぶ理由が欲しいだけだと思う。

 

昔、小学生の頃にまわりの友達の話題についていけないからという理由でゲームカセットを買ってもらったことがある。それのようなもんだろう。卒業間際じゃなくても学生は旅行すりゃあいいんだ。

 

 

しかし、卒業間際じゃなくても旅行できないのが今なんだから仕方ない。じゃあ代わりの何かを考えよう。

旅行に求めるものは何か。そこらへんは研究でもたくさん本を読んだのでちょいと自信はあるけども、結局よくある話で非日常を味わうことで日常を生きるメリハリをつけようというだけだ。つまり、脱日常ができれば旅行の代わりみたいなもんだ。

 

じゃあ日常を脱するためにはまず日常を知る必要がある。それはなんだ。

 

 

日常こそ人によるものだけども、バイトしたり学校に行ったり友達と飯に行ったり本屋に出かけたりといったところだろうか。これこそ人に日常という言葉からイメージするものを聞いてみたいもんだ。

それじゃないことをすれば非日常になる。

 

例えば料理しない人は料理すればいいし、運動しない人は運動すればいい。本読まない人は本を読めばいいし、映画見ない人は見ればいい。

もっと極端に言えば、絵を描いたり粘土でなにかしらを生み出すのなんかは非日常だろう。

図画工作とか美術、家庭科の授業で楽しかった思い出は誰しもあるんじゃなかろうか。そういうクリエイト作業をするだけでもかなりの非日常である。

しかも旅行と違って、その後の日常で続きができる。旅行よりも一時的なコストはないだろうし、老後の趣味にもつながるかもしれない。とりあえずなんでもやってみることが、卒業旅行の代わりになるかもしれないわね。ら