7月28日。
最近は毎日オリンピックを見ている。
他人が頑張る姿というのは元気をもらえるし、一方で自分はなんでクーラーの効いた快適な部屋でゴロゴロしているんだという罪悪感もわいてくる。
それで頑張っている人を批判しようという気になんかなりっこない。
批判するのはプレー以外のところで問題があればすることもあるかもしれないけども。メダル取れなくておかしいとか、プレー中の態度がどうとか、そういうことをいうのは器が小さいというか評論家気取りというか、愚かなことである。
しかしこれはスポーツマンだから当てはまるわけではなく、何においても基本的にはそうだろう。
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誹謗中傷というのはまったくもってクールじゃない。ガキンチョのすることである。
しかも自分の名前を名乗らずに批判するのは最もあほくさい。近所の喧嘩する子供のほうがまだ勇敢だ。
テレビの中の人を批判するのはもちろん、芸術をしている人とか、店員だってそう。大事なその人の時間を使って仕事をしているわけなので、そこを根拠もなしに批判するのはあほである。
建設的な意見でない限り、それは自己満足であったり、相手を自分のいいように扱おうという自己中心的な態度に過ぎない。
「怒る」というのは一番幼稚な態度であると思う。
基本的に自分の思い通りに進まない時に人は怒るから。対人で怒るのであればまったく論理的ではない方法で無理やり相手を服従させようという赤ちゃんの駄々をこねるのと同レベルである。
相手を操作したいのであれば、それ相当の納得を得なければいけない。
そしてその納得感は信頼関係が必要だ。それがまったくない状態で、しかも幼稚な怒りに任せて言葉を用いるのは論外だというほかない。
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僕は当然ネットで中傷を受けるほど派手な行動を起こしていないので匿名での批判は経験がない。
しかしコンビニ店員やらバイトやらで不条理に怒られたことは数回経験している。
いまだに覚えているというのは自分がまだまだこどもなだけかもしれないが、攻撃される側は結構傷を負う。
ちゃんと名乗り出て、そのうえで自分の主張をする人とは正々堂々と向き合うが、お客様だからどうとか、ファンからの意見を聞けとかいうタイプは馬鹿者である。
意見を言うなら、まず自分の名前と所属を名乗ったうえで言いましょう。
それができない意見は基本的に誹謗中傷である。身分がばれたらダメな発言というのは自分で理解しているんでしょう。
武士は殺し合いの前に名乗りをしたらしいじゃないの。それをしない者は卑怯者なわけだ。
名前を明かしたうえで意見をしましょうね。