6月8日。
読んでいる本でこんな話があった。
ポストモダンは既存のものを作り替え、剽窃することで成り立っている。
完全なゼロからクリエイトされるものはなくて、アイデアなり試行錯誤なりはことごとくあるものから生まれると。そういうことです。
以前読んだ本でもそんなことが言われていた。あるものを切ったり貼ったりするのがいまのクリエイトなんだと。
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モノマネっていうのがそういうことだ。元のものありきの芸だもんな。そういうモノマネ芸人で、時々話題になるのが、そのモノマネされる側が認めているかいないか。そりゃあモノマネされるのはそれだけ認知されていることだから名誉なことだけど、場合によっちゃあ誹謗中傷にもなりかねない。
そういう話は著作権やら肖像権やら、いわゆる新しい権利というやつが関わってくるな。
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アイデアってのはそこんところどうなんでしょう。
もちろん特許をとれば守られるだろうけど、絵や音楽やらをTwitterであげたらどうなるんでしょう。
ちょうど昨日あたりそれが話題になってるところがあって、ある人が描いた絵をパクったかパクってないかが問題になっていた。
Twitterにあげたら基本的にパクられやすくなるってはあるかもしれないけど、一応裁判所には持っていける案件になるらしいやね。
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真似るっていうのは、人間の成長の上では間違いなく必要なんだ。しかしながら、同時に憧れからの敬意を常に忘れちゃあいけないんだと思ったわけです。
モノマネ芸人がよくおっしゃるのは、本人ありきの芸だから、本人へのリスペクトは忘れちゃいけないと。
Twitterでもそれは同じだろう。誰かが考えたことを、時間をかけたことを借りるんだもの。感謝と敬意のうえで、本人からよろしいといただいてから用いるべきなんだろうな。
自己満足ではオマージュは成立しないのかしらね。オマージュが成立するのは、自分とその周りの人の、対象とする人へのリスペクトが共有されてることだろうな。
偉大な先達に感謝しましょうということです。
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戦闘力60日目
493(+8)
勉強+2
運動+3
その他+3
とはいえこういう文章がだれだれのなになにに似てる、と言われる可能性があるわけです。
もちろん本を読んで、漫画を読んで、映画を見て、ゲームして、な日々ですからなにかしら引っかかったうえでこういう文章が出来上がるから。無意識でパクってることもある気がするんよ。それは本当に申し訳ないけどそれくらいそのクリエイターの思想が骨に染みちゃってるってことなのです。難しい。