ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈1061.勉強方法について〉

8月23日。

 

上達するとは細部まで気が回せることと見つけたり。

 

 

例えばモナリザを描けるような画家を目指すとしよう。


ゼロの状態の私は、はじめに大枠をつかまなければならない。モナリザにはどういう表現方法が使われているのか。人をどういう風に描くのか。影はどのように付けるのか。その隣接分野の表現方法はどういったものがあるのか。
絵ができた背景にある歴史を学ぶことに近いかもしれない。そしてなんとなく大枠をつかんだところで筆を取って描いてみる。


しかしながら、当然違う。バランスが悪かったり、色が全然違ったり。そこでようやく得た知識の実践編に入る。この知識獲得と実践編が逆の人もいるだろう。

 

ここから先が問題である。
一朝一夕で手に入る物ではないので身につくまで永遠に反復する。
すると、ある日突然コツ的ななにかを手に入れることができる。

そしてようやくミニマムな世界に手を付けられる。

 

細かいところにどれくらいこだわることができるか。これが大きな問題になってくる。
ここまで来て、ようやく絵を描いてますといえるんじゃないか、と個人的に考えているところ。

 

 

細かいところに意識が向いたところで、次のステップが待っている。
細かいところに集中しすぎて、全体の整合性を失っていないか。


つまり、「全体把握→細部へのこだわり→全体統合」の流れで学習しているんじゃないかと思う。
研究でいえば「分野の概要理解→好きな専門分野選定・具体例の理解→全体の中での位置づけ」みたいな。

 

なんでこんな話をするのかというと、まさに今、「全体把握」の場面にぶつかっているものが2つ3つあるからだ。
まったくわけわからなかったけど、「細かいところにこだわる」ということがどういうことかわかってきた。すると一気に視野が広がってくる。

大抵のことは、好きこそものの上手なれってことで、なんも考えなくてもセンス良ければそこそこ上手くなれると思う。


でも頭に詰め込む話だと、きちんと整理して、なにがどうなっているのかを丁寧にグルーピングしないと処理できなくなってきた。

ということで、とりあえずなににおいても、最初は大枠をつかめるように浅く広く、そのあと興味があることを深堀して、そのあと隣の領域とかに顔を突っ込んでみるとか。

 

 

大人になった時の勉強方法って、根本的に学生の時の勉強法と同じはずなんだけど、学校と違って独学だと難しかったりするからね。
勉強方法もPDCAなわけだ。今日のこれも次に考えるときには変化しているかもしれない。