ホウチガブログ

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〈1083.全米おわり〉

9月14日。

 

全米オープンはメドベージェフの初優勝だった。試合は見てないけども、カウントとしてはかなりあっさりだった。6-4,6-4,6-4。
もちろん、全てのセットが競っているけども、ジョコビッチ相手の3セットでストレートというのは正直信じられない。そして勝った瞬間のパフォーマンスも話題である。なんともクールというか、彼の世界というか、やっぱりメドベージェフだった。
奥さんに誕プレ用意してなかったから良かった、という優勝スピーチもなかなかかっこつけよってからに。言ってみたいもんだね。

 

そして女子がびっくり。ほとんど無名のラドゥカヌ。2002年生まれ。初出場、予選からの優勝。

全米はこういうイメージがある。錦織選手が準優勝したのも2014年の全米だし、去年はティエムが優勝している。
せっかくグランドスラムを見るならやっぱり全米がいい。

 

 

今回もアルカラスというスペインの若手がベスト8に入った。オジェアリアシムがベスト4、応援しているティアフォーは5シードのルブレフに競り勝ってベスト16だった。男子は結局第一シードと第二シードの決勝だったけど、早いラウンドでのシード敗退が目立った。


男子もとうとう絶対王者が不在になったと考えてもいいかもしれない。そして20代中盤より若い世代の活躍が著しい。うれしい。ぶっちゃけBIG3、BIG4がいたら優勝はその誰かだった。ようやくその牙城が崩れた。
これからどんどん無名選手の活躍が期待できる。例えば錦織選手と二回戦を戦ったマクドナルド選手なんかは95年生まれで最近ようやく結果を出せるようになってきている。


ナダルのファン歴10年以上の身としてはちょっと残念だけど、世代交代はそれはそれで楽しみである。やっぱり次の日本人選手に期待である。ウィンブルドンジュニア優勝の望月選手、綿貫選手などなど、世界で戦えるであろう若手はいるはずだ。

 

 

2021年のメインどころの大会は全て終わって、あとはいくつかレベルの高いのが残っている。錦織選手の活躍はもちろん、西岡選手をはじめとする世界をフィールドにする選手がいかにトロフィー争いに加われるかが残りの楽しみである。
そして11月とか12月とかには最終戦という上位8人のみが出場できる大会もある。
いずれにせよ、テニスは1月から12月まで年中無休で楽しめるんだぞということだ。

 

 

来年の全豪は誰が優勝するだろうか。
メドベージェフが乗りに乗って次の王者になるのか。あるいはジョコビッチが二連覇か。ティエムの復活、オジェアリアシムやアルカラスの覚醒などなど、若手の活躍が期待できるか。
どうにか日本人選手の活躍を観れないかしら。