ホウチガブログ

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〈1100.自己紹介のこと〉

10月1日。

 

いよいよ10月である。就活生はこのタイミングで内定式があることが多いだろう。僕もそのうちの一人であった。
まだまだわからないことばかりだし、配属先もわからない。なんにもわからないというのは、ポジティブな話の時は包装されたプレゼントを受け取ったようなわくわくである。半年後にようやく社会人になれるわけだ。一年後には逆に後輩が入ってくるのを心待ちにしているはずだ。

 

 

そういうことで、内定者同士の顔合わせや自己紹介があった。
社員さんや社長がいる手前だろうけど、ちゃんとした自己紹介・目標提示をする人が多かった。20代で入社前なんだから、もっと欲望丸出しなもんだと思ってた。みんなちゃんとしてて素晴らしいなあと思った次第だ。

ファーストコンタクトが大事なのは間違いない。そして長い付き合いになれば問題ないと思うけど、濃い付き合いがない場合はその印象が全てになる。
となると、やはりインパクトのあるワードチョイスが必要だと思われる。
自己紹介は簡単なようで、馬鹿にしちゃいけないものである。

 

 

よく聞く話であるが、自己紹介で「○○の人」という認識をしてもらえたら勝ちである。

例えば、オタク丸出しにすれば「アニメ好きな人」という認識をしてもらえる。それが人によってはポジティブにもネガティブにもなるけども、まずは覚えてもらうことだ。そのうえで印象の良し悪しを考えればいいだろう。
名前を覚えられる人なんてそうそういない。新入社員が二桁であればなおさらである。そのためにも、顔を見た時に「自己紹介で○○の話をしていた人」と記憶を引き出してもらえれば話題ができることになる。
そして、そういう場合の記憶にある場合はポジティブな話題が取り上げられる。

 

そして記憶に残るためにも、他と違うポイントで話をすることが大事である。
全員が趣味の話をしたら、いかにおもしろインパクトな自己紹介も薄れてしまう。「趣味の話をした人たち」のうちの一人としてピンとこないうちの一人になってしまう。そういう時は、例えばこれまでの人生で一番の成功/失敗の話をしたらまた別の記憶として残るだろう。

つまるところ、自己紹介は自分のことを知ってもらう機会であるけども、あくまで視点は相手であることを意識することである。

 

 

自分の話をして喜んでくれるのはファンと家族・親友だけである。そうでない人の場合は自分の話よりも相手が何を求めているのかを考えた上で発言することである。

面白い話をする、というのはそれの顕著な例である。自分が面白いと思った話も、相手が面白いと思ってもらえるように編集する必要がある。自分が面白いと思ったポイントだけ話してもなにも伝わらない。


ということで、僕の中では上手い自己紹介をする人は話が面白い人だという結論に至った。相手をよく見ることが大事でしょうね。