2月19日。
関東で生活するようになって、京都の観光地は行ったのかと聞かれる。
そりゃあ行くでしょう。有名どころはとりあえず行ったと思うし、はずれのほうにあるところにも行った。
しかしいくつか行き損ねたところもある。
それはいつか解消するでしょう。しかしながら残しているのはちょっともったいない気がする。
今日はせっかく京都にいるのだ、そのうちの一つ二つは解消するのがいいだろう。
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バイト先の近くにあった晴明神社。
かの有名な安倍晴明に縁のある神社。
もともとの神社はとんでもなく大きかったそうな。いまとなってはとても小さなこじんまりとしたモノになっている。
そして有名な小説のおかげであろう、お金持ちな神社である。ぼくはあんまり好きではないくらいにきれいで整った神社だった。
有名なところだもの、行かないよりは行ったほうがいいだろう。かなりのファンのような観光客は絶えずカメラでパシャパシャやっていた。
好きな人にはいいんじゃないのかしらね。
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神泉苑。
もともとは天皇のためのお庭だったらしい。江戸時代以降にお寺になったとのこと。
有名でよく聞くわけではないけども、ネットだと見るべきポイントとして挙げられていた。
桓武天皇、嵯峨天皇も来ていたとか。800年ごろから歴史には登場しているそうな。すごいね。
行ってみると、あひるがそこらへんで昼寝していて、近くを歩いてもまったく恐れる様子がない。人間に慣れているんだね。かわいい。
小学校高学年くらいの二人組の男子は、池に向かって食パンをちぎって投げていた。あひるなのかなにかはわからないけど、鳥が一生懸命に食べていた。わざわざ持ってきたのかしら。
道をはさんで反対側の公園では野球少年達が一生懸命声を出していた。
ありがたみはわからないけども、いまでも人が来る歴史的な場所っていうのはいいもんだ。
二人組は何年か経って、そんな歴史的なところで食パン投げれて良かったなって話でもするんだろうか。
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久しぶりに京都で観光らしい観光をした。
大阪に住んでいた時には、京都へのあこがれから週末に計画を経てて行っていたと思う。それが京都に住んでしまえば歩いていけるし、いつでもいけるしで、ありがたみなんてまったくなかった。
遠くに感じるようになって、ようやくありがたみがわかるもんだ。
なんとなくの旅行も悪くないけど、きちんと計画を立てての旅行っていうのは心躍るわね。